米大リーグ、ホワイトソックスの井口資仁内野手が、3月に行われる国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)に参加しないことになった。自主トレーニング中の沖縄県内で7日、井口選手自身が辞退する考えを明らかにした。
大リーグ挑戦2年目の井口内野手に「2番・二塁」が確約されているわけではない。昨季は、送りバントや走者を進める流し打ちが求められる2番打者として活躍した。135試合に出場して打率2割7分8厘、15本塁打、71打点、15盗塁。守備でも持ち味を出し、ホワイトソックスの88年ぶりのワールドシリーズ優勝に貢献した。
しかし、今季も2番を任されるとは決まっていない。変更の可能性もうわさされている。1番でも、5番や6番でも対応できるようにレベルアップしたいと思うのも無理はない。5年連続200安打を放ち、メジャーでも確固たる地位を築いているマリナーズのイチロー外野手とは、立場が違う。
2月半ばに始まる大リーグの春季キャンプは、3月に入ると連日オープン戦をこなしながら実戦で開幕に向けて仕上げていく。しかし、WBCに出場すれば、実戦の機会は減る。二塁手として重要な連係プレーの練習を十分にこなす時間もなくなる。
ヤンキースの松井秀喜外野手はワールドチャンピオンを目指すためにWBCよりも春季キャンプを選択した。井口内野手はワールドチャンピオンに輝いた球団でレギュラーを確保するためにWBCではなく春季キャンプを選んだ。
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