ALBA
ペリーヌ・マンスゥイ・トリオ
今月の新譜は、フランスで活動中の女性ピアニスト、ペリーヌ・マンスゥイの作品をお届けします。
木漏れ日のような柔らかな光というよりも、プリズムを通して輝き・透明感を増した光を思わせます。ですがその光が通ったあとに残るものは、不思議と柔らかな余韻。女性アーティストの曲を中心に取り上げているのも興味深い所です。人を惹き付けるメロディに施した巧みなアレンジが、詩的な雰囲気を生み出し、要所にワールドミュージックのエッセンスを取り込むなど、彼女のミュージシャンとしての懐の深さを感じさせます。
ペリーヌ本人の可憐なポーズがぴったりとマッチしたジャケットは、フランス映画のワンシーンを切り取ったかのよう。いつの間にか過ぎ去ってしまったけれど、何か心地よい音で満たされていた・・・そんな上質の時間を約束してくれるアルバムです。