◇戦争、市民の生活 | 福田英寿(侃諤亭)

福田英寿(侃諤亭)

大勢でやかましく議論したりする時「 けんけんがくがく」とか「かんかんがくがく」と云うことがあるが、そんな時には「喧喧囂囂」(けんけんごうごう)と云うべきが正しいようである。
私は、侃侃諤諤( かんかんがくがく)を目指したい。

暮しの手帖社の「戦中・戦後の暮しの記録」が届く。早く買いたいと地元書店にお願いしていた。副題は「君と、これから生まれてくる君へ」。私は昭和17年生まれ、したがって戦争中の生まれだが、田舎に住まいしてたためか直接戦火は経験してない。書の帯には「これが戦争なのだ。」。巻頭の文の一部分に「戦争の経過などの記録はある。しかし、戦争の間、ただ黙々と歯を食いしばって何に苦しみ、どうして死んだか、生きたか、どの戦争でもほとんど残されてない。その数少ない記録がここにある」(概要) と。改めて、今の政治家のほとんどは、ほんとうの戦争を知らないと思う。彼らが本当に戦争はしてはならぬと思っているか、どうか疑わしいことが、悲しい。