(画像出典元:サザエ食品株式会社 https://www.sazae.co.jp/)
季節で呼び名が変わるおはぎ
秋のお彼岸の頃は
萩の花が咲く季節なので
「おはぎ」
御萩
萩といえば
お隣、豊中市の
(画像出典元:osaka info https://osaka-info.jp/)
そして
春のお彼岸の頃は
牡丹の花が咲くので
「ぼたもち」
牡丹餅
(画像出典元:おはぎの丹波屋https://ohaginotanbaya.co.jp/index.html)
牡丹の花といえば
関西のシベリア
(画像出典元:永沢寺公式HP. https://www.shobu.co.jp/)
おはぎの呼び方は他にも
つぶあんとこしあんで呼び方が違う説や
まん丸や長丸など形で違う説、
そして地域による呼称の違いなど
様々な説がありますが
これも長く各地で培われてきた
食文化ならではでしょうか
関西に生まれた僕個人的には
年柄年中 おはぎです
ちなみに
おはぎの四季それぞれの名前は
春は牡丹餅
秋は御萩
に、続いて
冬は北窓
夏は夜船
夏と冬の呼び方の由来は
半殺しにされてる中のお餅にあって
半殺しのお餅は搗かないので
ペッタンペッタン音がしない
音がしないので
お隣さんがいつ拵えたか分からない
搗き知らず
が
着き知らずになり
船着場にいつ着いたか分からない夜の船
と言うことで
「夜船」
冬の呼び方も
搗き知らずが
月知らずになり
そこからは月が見えない
北の窓
と言う事で
「北窓」
これ、
夏と冬って入れ変わっても
理論は成立するけど
夏の夜に川面に浮かべた屋形船や
しんしんと降る雪を眺める北の窓
そんなイメージが
しっくり来ますでしょうか♪
春「牡丹餅」
夏「夜船」
秋「御萩」
冬「北窓」
その呼び名も
風情があっていいですね♪
話は脱線しますが
「棚からぼたもち」
という諺。
子供ながらに
神棚から
餡子まみれの牡丹餅が
落ちて来た日には
えらいこっちゃ💦
その辺餡子だらけになるわ💦💦
って思ってました
(笑)
そして今回のお話をするのに
少し検索して驚いたのが
地域によって違うのは
呼び名だけじゃなくて
作り方も形状も
全く違うぼた餅がある
と言う衝撃です
それがこちら
千葉県の船橋市は飯山満町では
ぼたもちは丸くなく
お重に入ってる。
食べる時は
このように切り分けて
食べるって。。。
(出典元:農林水産省 うちの郷土料理 https://bit.ly/3tAFrh5)
この食べ方だと
好きな分だけ切り分けれて
いいですね♪
そしてお隣の茨城県では
こちら
茨城県のぼたもちも
お重に入ってて
「みつめのぼたもち」と言い
第1子出産後3日目に食べるそうだ
食べるタイミングも違うんですね♪
そして今度は
うんと西へ移って
佐賀県は綾部のぼたもちがこれ
綾部のぼたもちは
中の餅米が半殺しじゃなく
しっかりお餅になってるのも特徴で
千葉や茨城の敷き詰め型じゃなくて
これも美味しそうです♡
(出典元:ひみつの佐賀ジェニック https://bit.ly/3BYr7BO)
すごく美味しそうだけど
こんなぼたもちが棚から落ちて来たら
それこそ大変そうですね♪
郷土料理
「ぼたもち」
地域に長く愛され続けた故の
文化の差でしょうか
久しぶりに
おはぎ買って来ようかな♪











