年忌法要の数え方と法要をするタイミングのおはなし | 伊丹のおくりびと

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伊丹市の幸せ創造企業 速水葬祭二代目創業者 速水英城です。
色んな所で様々な人々に支えられご縁を頂き毎日を過ごしています。
感謝を込めて綴ります。

 
 
抜ける様な青空に恵まれた
 
10月24日の土曜日


 
皆さん如何お過ごしでしょうか
 
おつかれさまです
 
伊丹のおくりびと、はやみんです♪
 
 
 
今日のブログは
 
久しぶりにお仕事のお話です
 
 
 
 
 
先ほど友人から頂いた相談
 
 
 
年忌法要についてお話します♪
 
 
 
 
まず数え方。
 
 
 
亡くなった日から数えて
 
1年目が一周忌で
 
2年目が三回忌。
 
 
 
この"周忌"と"回忌"がややこしいのですが
 
"周忌"を使うのは1周忌だけなので
 
季節がぐるっと一周したからと言うことで
 
一旦置いておいて
 
 
 
 
"回忌”の数え方についてお話します
 
 
 
 
現代の数え方で数えると
 
1年早くなります。
 
 
 
 
亡くなった日から数えて
 
2年目が三回忌
 
6年目が七回忌
 
です。
 
 
 
 
これは亡くなった日を
 
「一(1)」と数えるからで
 
 
 
お葬式が1回目の法要だと
 
一年後の法要が2回目で
 
2年目は3回目、
 
6年目が7回目の法要になります
 
 
 
昔はゼロの概念が無かったからだと
 
教えてもらった記憶があります
 
 
 
 
見渡してみると
 
現代でもゼロから数える事って
 
実は少なくて
 
 
 
小学校も入学したと同時に1年生だし
 
年が明けたその日は
 
1月で1日ですね♪
 
 
 
ゼロ=無
 
なので
 
数学上は存在するけど
 
日常生活ではほとんど1から数えますね♪
 
 
 
ちょっと表にしてみました。
 
 
 
 
 
 
もう一つの質問が
 
法事をするタイミングについて。
 
 
 
命日の当日にできれば一番良いけど
 
平日だと親戚が集まりにくいので
 
日曜日に日程をずらして法事をする事も
 
少なくありません
 
 
 
その時に
 
必ず遅らせるのではなくて
 
早目の日曜日にするようにと
 
昔から言われています。
 
 
 
 
理由は諸説ありますが
 
仏さんの事をないがしろにしないように
 
戒めとして
 
「遅らせちゃダメ」と言われてます
 
 
 
 
よくあるのが
 
一周忌や三回忌は間違わないけど
 
二十五回忌や三十三回忌にもなると
 
今年だったか来年だったか
 
あやふやになる事もあるし
 
うっかり忘れてしまう事もある
 
 
 
この
 
うっかり忘れてしまうのが
 
ご先祖様を大切にしていない
 
という事で
 
うっかり忘れてしまわないように
 
"ずらすなら早め"
 
なんだそうです。
 
 
 
 
ベストは当年当日
 
それが無理なら前倒しの早め
 
なのです。
 
 
 
ここで安心して頂きたいのは
 
万が一
 
本当に忘れてて
 
過ぎてしまった場合
 
 
 
遅れて法事をしちゃダメだから
 
法事自体ができないのか
 
 
 
 
というと
 
そうでもないのです
 
 
 
忘れてた事は仕方がない事
 
気付いた時点で
 
遅れ法事であっても
 
ちゃんと法要をしてあげて下さい
 
 
 
 
「過ぎてしまったから法事ができない」って
 
そんな事はないので
 
どうぞご安心ください♪
 
 
 
 
ただあくまでも
 
これも諸説ある中の
 
一つのお話であって
 
 
 
 
一番良いのは
 
菩提寺のご住職さんに相談する事
 
です♪