昨日話題に上がった言葉
「百聞は一見に如かず」
について少し味わってみましょう
「百聞は一見に如かず(しかず)」
100回聞くよりその目で1回見る方が確実だ
裏返して
100回聞いても聞いただけの範囲を出ない
という意味で使われているでしょうか。
古くは戦乱の中国、漢の時代
反乱を起こした民族を鎮圧するために、
必要な戦略と兵力を尋ねられた将軍が
「遠く離れた場所で戦略は立てにくいので、
自分が現地に行って実際に見たものを地図に描き、
策略を申し上げたい…云々」
という話。
諸説ありますが
この諺には続きが有って
百聞は一見に如かず
に
百見は一考に如かず
百考は一行に如かず
百行は一果に如かず
百果は一幸に如かず
百幸は一皇に如かず
百考は一行に如かず
百行は一果に如かず
百果は一幸に如かず
百幸は一皇に如かず
と続く。
意味は
百見は一考に如かず
(見るだけでなく考える事の大切さ)
百考は一行に如かず
(考えるだけでなく行動を起こす事が大切)
百行は一果に如かず
(行動するだけでなく成果を出す事が大切)
百果は一幸に如かず
(成果を出すだけでなくその成果が喜びに繋がる事が大切)
百幸は一皇に如かず
(その喜びが自分だけの喜びでなく皆んなの幸せに繋がる事が大切)
だという意味。
何事も目先の利益に捉われず、本義を大切にしましょうね
という意味でしょうか。
いつの時代も大切な事は変わらないですね♪