天神川でススキが風に揺られる昼下がり

皆様如何お過ごしでしょうか
おつかれさまです、速水んです。
さくらホール入り口の水盤に
前の川から頂いて来たススキを生けながら

これってススキかな?
そんな疑問が湧いて来たので調べてみました。
すすき と
よし と
あし と
おぎ と
かや。。。
調べて何となく判ったんだけど
覚えられそうにないのでブログに残します。
まず
「かや」(茅)
茅葺きの屋根とかって言う「かや」ですが
「すすき」とか「よし」とか「あし」とか「おぎ」の事を総じて「茅」って言うそうです。
で、
「よし」と「あし」は同じ植物で
漢字で書くと
蘆、葦、葭
これ全部「あし」とも「よし」とも読むそうです。
もともとは「あし」なんですが
「悪し」みたいやから「良し」って呼ぼう!ってなったとか。。
関西発祥らしいです。(流石、ノリの関西ですね…笑)
ここで改めて
「すすき」と「おぎ」と「よし」
の違いを見てみましょう
まずは葉っぱの違い

左が「よし」で右が「おぎ」
「よし」は茎から太短い葉っぱが等間隔に生えてて
「おぎ」は茎の根元から細長い葉っぱが伸びてます。
ちなみに「すすき」は「おぎ」型だそうです。
次に、
葉っぱが似ている「すすき」と「おぎ」の違いは花穂と生え方
花穂が「すすき」はスマートで「おぎ」はボサボサ系

左が「すすき」で右が「おぎ」
もう一つ特徴的に違うのが生え方
「すすき」は束なって生えてて

「おぎ」はまんべんなく広がって生えてる

↓この写真は「すすき」の群生し方がよく判りますね

「すすき」と「おぎ」をちゃんと見分けようと思うと
花穂の一つ一つの小花を見ると判ります
「すすき」は小花に「芒(のぎ)」(紐みたいなん)があって

「おぎ」には小花に「芒(のぎ)」が無い

のだそうです。。。
これからの季節を彩るすすきの穂を見かけた時に
ちょこっと参考になればと思います
あなたの秋は食欲の秋でしょうか
芸術の秋でしょうか
短い秋を楽しんで下さいね♪