今回は行動経済学において有名な事例をもとに、知ってるだけで得する知識をご紹介します。


値段が高額になると合理的判断がしづらくなる。


例えば、ワインを買う時を想像してください。近いスーパーではワインが1000円。少し離れたスーパーではワインが500円。この場合だったら、少し離れたスーパーにワインを買いに行く人が大勢だと思います。


別のケース。

車を購入する場面を想像して下さい。

近くの車屋では同じ車が200万円。少し離れた車屋では201万円。この場合だったら、面倒だからという理由で、近くの車屋で購入してしまう人が大半ではないでしょうか。


金額が大きくなるとこのように損失の判断が鈍るのです。

500円のためには遠くまで歩くのに、1万円のためには歩かない...

なんとも不合理ですね。



②人間はデフォルト(初期設定)に従う。


保険や携帯の契約をする際に、あらかじめ初期設定でオプションが付いている場合が多々あります。行動経済学では、多くの人があらかじめ不要なオプションが初期設定されている場合に、それに従ってしまうことが分かっています。

契約の際には冷静になり、初期設定の不要なオプションは遠慮なく外しましょう。


③クレジットカードの買い物だと現金よりもお金を使う。


行動経済のある実験では、バスケットの試合の観戦チケットを2つオークションに掛けました。1つは現金のみの支払いが可能。もう一方は、クレジットカード決済が可能に設定。結果は、クレジットカード決済可能なチケットは現金のみのチケットよりも落札価格が何十倍にもなりました。

クレカ決済は便利ですが、使いすぎる面がありますので皆さんも気をつけましょう。


④プロスペクト理論





人間は利益よりも損失に敏感。

いくら稼いだよりも、いくら損したかに敏感なのです。

株式投資時などに、この理論を頭に入れておけば、不合理な狼狽売りを防ぐことができるはずです。




以上。

簡単な行動経済学メモでした。



参考文献


ダン・エリー『予想どおりに不合理』早川書房