幸せの基礎
愛する者は救われる。
愛する者は自らを救えるから。
愛する能力ができて初めて、この人生は生き抜ける。
愛する能力がある者には安らぎとなる人間関係も、
愛する能力がない者には負担となり…
結果として憎しみになる。
そして、一般的に言えば…
愛されなかった者は愛することができない。
愛されなかった人は、人を信じることができない。
自分が困って助けを必要とするときに、
親がそこにいなかったことを体験してるから。
子供の頃、親は自分を助けてくれると信じてた。
でも、自分が困って助けを求めたとき助けてくれなかった。
彼は裏切られたと感じた。
こうしたことの繰り返しのなかで…
彼は人を信じられなくなった。
人を信じることができず復讐的になってる人間が、
お金を手にしただけで、どうして幸せになれるだろう。
幸せの基礎は愛だ。
愛されて初めて愛する能力もできてくる。
人は初めから愛する能力を持ってるわけじゃない。
愛されることで成長し、
愛する能力が生まれるんだ。