叫びは風になった | 『イラスト日記』

叫びは風になった


人々がゆれている


国が動こうとしている


僕は テレビに釘づけになって

心の何処かで応援してて


確かに 息づこうとしてる街

それは 卵の中の鼓動の響き


銃口の向こうで 幸せを願う人

銃口のこちらで 思想を背負わされた人


みんな 幸せを求めたはずなのに


答は とても早かった

まるで

ミキサーのように かんたんに

積木のように倒れる 自由・自由・自由


とても大きな

悲しい日

叫びは風になってしまった