大阪湾でも泉南沖では、タチウオは毎年7月下旬頃から釣れ始め、翌年4月~5月上旬頃まで釣れます。

 

 

 

釣れるサイズは、釣れ始める7月下旬頃よりは中型・大型サイズが良く釣れ、真夏の暑い時期には小型サイズしか釣れない時期があります。そして、秋にはサイズが大きくなり、冬には大きなサイズが釣れます。

 

 

 

 

 

私は、タチウオ釣りが初めての方や経験が浅い人と一緒に釣りに行くことがあるのですが、必ず私の方が釣果が多いのです。これは「経験の差」なのでしょうが、最近分かってきた事があります。

 

 

■ 釣果の差はどこにあるのか

 

経験の浅い人は皆同じ傾向があるのです。それは、

(1)前アタリが分からない

(2)前アタリから本掛かりにもっていけない

(3)巻き上げ途中でバラしてしまう

この3点です。

 

 

逆に言えば、この3点を克服すれば、必ず釣果が上がります。

 

 

 

■ 前アタリが分からない ⇒原因と対策

 

前アタリとは、「コツッ」というアタリで、この段階では針掛かりしていない状態です。しかし、タチウオは何度かエサのイワシにアタックしてくるので、この前アタリはとても重要なシグナルなのです。

 

この前アタリが海底から何メートル上で出たのかがとても重要です。これは、その日に釣れる棚になり、この水深でタチウオがよく釣れるからです。

 

前アタリが分からない原因は、竿先が柔らかい(この小さいアタリが柔らかい竿先に吸収されて気が付かない)か、あるいはこの前アタリを感じ取れないからだと思います。

 

私が愛用している竿は、なんとタコ釣り用の竿(DaiwaのタコX 150)です。タコ釣り用のロッドなので竿先が固く、しかもバットパワーがあり、電動リールでもグイグイ引き上げる事ができます。この竿で小型、中型、大型(120cm超のドラゴン)も釣ってきており、まさにタチウオにベストマッチなロッドです。(同行者にもこの竿を使ってもらっています)

 

タチウオ専用ロッドも持っているのですが、竿先が柔らかくてダメですね。前アタリの感度が悪く1回使っただけで「初心者用の貸し竿」となってしまいました。

 

本題に話を戻します。もし前アタリが分からない竿を使っているのであれば、もっと竿先の固い竿に変えてみましょう。前アタリが分かるかわからないかでは、釣果に明らかな差がでます。

 

 

■ 前アタリから本掛かりにもっていけない ⇒原因と対策

 

前アタリとは、それはタチウオがエサ(イワシ)を狙っているのです。タチウオは何度もエサにアタックしてくるので、前アタリがあった水深から20m上の水深で本掛かりすることもあります。(魚が捕食する際、一旦魚の内臓辺りにダメージを与え、弱った魚を一気に狙う習性があるからだと思います)

 

つまり、このアタックしてくるタチウオを本掛かりさせれるのかどうかが初心者と中級者との違いになるのです。

 

私の場合は、前アタリがあればすぐに「海底からの水深」をチェックし、一旦リールの自動巻き上げを3秒程度止めます。そして、再度低速巻き上げに入ります。この段階で本掛かりするケースが多く、私は必ずこのようにしています。

 

再度低速巻き上げでも本掛かりしない場合には、再び前アタリを注視し、前アタリ⇒巻き上げ停止(3秒程度)⇒再度低速巻き上げを繰り返します。

 

前アタリから本掛かりにもっていけない原因は「定速巻き上げのみだから」だと思います。定速巻き上げのみでも釣れる時には釣れるのですが、タチウオの捕食スイッチを入れるためには「何らかのアクション」を入れる方が経験的に釣果アップに繋がると思っています。

 

このアクションは人によって大きく違う所です。私のように一旦巻き上げ停止でもいいですし、巻き上げ停止後に数回竿先を上下にしゃくってもいいです。ここはテクニック的な要素が含まれるため、何が正解なのかは分かりません。ただ、何もアクションをしない人より、何らかのアクションを入れた方が本掛かりの確率が高いと感じています。

 

 

 

■ 巻き上げ途中でバラしてしまう ⇒原因と対策

 

これは中・上級者でもよくある事なのですが、この「巻き上げ途中でバラしてしまう」事で釣果に大きく違いが出ます。

 

このバラす原因は2つあると考えています。1つは「針掛かりの場所が悪いケース」、もう1つは、「強引に巻き上げたから」です。

 

針掛かりの場所が悪くてバラすのは、仕方がない事です。例えば、浅く針掛かりしていた場合には、タチウオが抵抗する力で身切れしてしまいます。こればかりは中・上級者でも回避できない事です。

 

問題なのは「強引に巻き上げてバラす」です。電動リールの場合には、巻き上げ速度を任意に設定できます。しかし、高速で巻き上げた場合には、タチウオが抵抗した際にバラしてしまいます。この原因は「強引に巻き上げたから身切れした」からです。

 

私は電動リールで巻き上げる時には、巻き上げレバー(巻き上げ速度レバー)は真ん中あたりにします。タチウオは釣り上げるまでに3回程大きく抵抗します。この際に、巻き上げスピードを遅くする(あるいは巻き上げスピードをゼロにする)か、ドラグを緩めるかして、大きく抵抗した際にバラさないようにします。これは「確実に釣り上げる」ために重要な事なのです。

 

 

今回は「釣果の差はどこにあるのか」について3点を説明しました。この3点は、私が見てきた初心者全員に共通する点であり、これを克服すれば確実に釣果アップするはずです。

 

 

この記事では、釣果アップの順に(1)→(2)→(3)としています。初心者の方はまず(1)を確実に習得してみてください。そして(2)を習得してください。おそらくこの段階まで進んだら、今までの釣果よりも格段にレベルアップしている事でしょう。そして(2)の経験を積んで(3)の段階になれば、もはや「タチウオ釣り師」と自称してもよいレベルに到達しているはずです。

 

 

Good Luck!!