ゴジラと同じ歳、来年は二廻り目の年男になりますが、久々に涙があふれた動画群に出会ったので、その感動を残そうと記すことにしました。事の発端は今年7月頃、42年間務めた会社の吹奏楽団創立周年記念公演がサントリー大ホールで開催されるため、チケット予約するのに不慣れなネットを検索中、たまたま京都橘高校吹奏学部の「2015年全国大会」動画を見つけたことでした。この時に二つの点でとても共感を覚えたことが、その後橘と付き合うことになる始まりでした。
一点目。動画には本番前後の様子もあり「Hearts are One」のテーマ・・・私自身は中学~社会人でラグビーをやっていました。監督・コーチも居ない部活でしたが当時それほど出版されてもいない指導書を読みふけり、大会があれば他校の練習や試合を観て研究する日々。まさに橘の元顧問:田中先生の著書にある「弱弱指導」そのもの、もっとも「哲学」はありませんでしたが(笑)・・・ラグビーを語る上で必ず出てくるフレーズが「All for One,One for All」、前述の動画を観た時にこれが真っ先に浮かんで、仲間と共に苦労を分かち合い涙を流した日々が思い出されました。ちなみにラグビー自体は最初の転勤先で地元の自衛隊チームに練習体験をさせて貰って、あまりのキツさに即引退!以後は観戦側になっています(苦笑)。転勤で東京に戻って来た頃に息子を通じてボーイスカウト活動に携わるようになりました。ご存じの方はお分かりかと思います、こちらは幼稚園年中から25才迄の各年代に応じた教育体系に基づき「良き市民/社会人を育てる」事を目的としていますが、まさに「弱弱指導」そのもの。しかも世界規模での教育方針です。リーダーを担うようになって、田中先生の著書の行間にもうかがえるご苦労を私自身も嫌と言うほど経験して来ましたが、それでも子供達がキャンプなどの野外活動や地元の学校・市民行事などでいろんな役割をこなし達成した時の喜びにあふれた笑顔を何倍も観て来れたということ、田中先生もそうだったのかなぁと思う次第。
実は・・・私のPCなのに使用する時間制限があって・・・橘にどっぷり浸かっているのは私より家内の方で、経緯は前述の楽団記念公演の後日談になるのですが、次回にさせて頂くことにします。それでは、ごきげんよう。