(PC再奪取!)
前回の続き、橘に共感を覚えた二つ目は「音」でした。2年生のトランペットソロ、大会前後の様子では「はにかみ屋さん」かな?
地区、関西を潜って来たからの自信もあるとは言え、全国という本番ならではの緊張感を笑顔に隠してのソロ。つたなさの中に何故か心に響く優しさが感じられました。おそらくみんなは「行ける!」と奮い立ったかもしれません。吹き終わった時の笑顔、とても素敵でした。bura221さんのブログから主に情報を得ながら曰く「ビロードの音色」に共感して動画を探す中、平松先生が亡くなる直前の動画でしょうか、「ちょっと昔の橘生による・・・#4」ステージで演奏が終わった後、観客より先ずメンバー達に深々とお辞儀をする姿、「橘の音」を絶やさない演奏への感謝、先生の音楽に対する矜恃を観た気がします。20世紀末のフェスティバル全国大会で2年連続審査員満票を得ても、田中先生が著書で述べている漠然とした不安「このままで良いのか?」・・・私の勝手な思い込みですが、2015年前後から同じ不安を両先生は持たれていたのではないでしょうか?どこかの動画で見たのですが、大会前日に参加他校のリハを見学した後メンバーの前で横山コーチが「(橘の)音が弱い、(私の)反省点だ・・・」と言っていた事と併せてそう感じています。だから2018年以後は、全国大会5連覇を導く何度目?の改革期なのかなと勝手に思い込んでいる次第です。
(家内が戻って来ました、今回はここまで)では、ごきげんよう。