奇跡の日々~18トリソミーの娘と双子の息子達と過ごす、わかなパパの徒然日記~ -7ページ目

奇跡の日々~18トリソミーの娘と双子の息子達と過ごす、わかなパパの徒然日記~

2014年10月9日 長女和佳奈が誕生しました。
身長43cm 体重1784g
和佳奈は「18トリソミー」という個性を持って生まれてきました。そして176日間を精一杯生き抜いて2015年4月5日、穏やかに空に還っていきました。
そんなパパと娘の徒然日記です。

双子くん達の世話に追われて、連日寝る間もない日々を過ごしている母ちゃん。

そんな母ちゃんと結婚して、なんだかんだでもうすぐ6年になります。

まぁ、オシドリ夫婦と言うわけでもなければ、所謂どこにでもある、ごく普通の夫婦だと思いますが…。


僕、時々勘違いされることがあるんですが…


決して優しい旦那でもなければ世間的に言うイクメンでもありませんょ。


ただ6年間夫婦をやってきて、

「本当に有り難いなぁ。」  と。


これまでこのブログでは触れたことはなかったのですが、うちの子供達は不妊治療を経て授かった子供達です。


結婚してからもなかなか直ぐには授からず、年齢的にもそれほど余裕が有るわけではない…。
時間が経てば経つほど周囲からのプレッシャーも強くなっていく…。

…で、不妊治療を始めるもそんな簡単にはいかない。そのたびに落胆し、次こそは…   との繰り返し。

周りは、さも当たり前のように子供を授かっていく…。  もちろんどの赤ちゃんも当たり前に生まれてきたわけではないのだけど。

この時期の母ちゃん、精神的にも体力的にも相当辛かったろうと思う。


そんな日々を過ごして、授かったのが和佳奈でした。
妊娠中は悪阻なんかで大変だったけど、我が子に会える喜びは僕よりも遥かに大きかったに違いない。

そして、それは和佳奈が「18トリソミー」であると知った時の落胆も同様に…。

勿論、和佳奈の事は僕にとっても人生最大のショックでしたが、母親が受けた衝撃は計り知れないものだったと思う。


それでも母ちゃんは、生まれてきてくれた和佳奈を精一杯愛し、自分の体がしんどくても毎日欠かさず面会に通い続けてくれた。

そして、和佳奈の最期を母ちゃん自身で見届けて空に見送ってくれた…。


母ちゃんが全力で和佳奈を愛してくれたから、

「和佳奈は幸せだった。」

と僕は思える。


和佳奈を見送って間もなく、母ちゃんは不妊治療を再開すると言った…。

正直僕には、100%賛成とは思えなかった。

もしかしたら、また同じ思いをするかもしれない…。

新しい生命を授かる事より、失うことへの恐怖心がはるかに強かったからだ。


それでも母ちゃんは前を見ていた。

決して和佳奈の悲しみを乗り越えたわけではないと思う。
それでも前に進むことを決断した母ちゃんを僕は尊敬している。

言葉にしたことはないけれど…。


そして幸いなことに駿佑と亮佑が来てくれた。有り難いことに二人は元気に育ってくれている。

不妊治療の再開を母ちゃんが決断していなかったら、今頃二人には会えていない…。

そして今は二人の我が儘坊主達に全力で向き合ってくれている。


あらためて言うが、僕は普段母ちゃんに感謝の気持ちを言葉にはしていないダメ夫である。



だけど、心の中ではずっと思っている…。


心の底から、ありがとう… と。