全日本プロレスでジャンボ鶴田が名実共にエースとなったのは、
1983年8月31日、ブルーザーブロディを破って日本の至宝と言われたインターヘビー級王座を奪取した時であろう。
馬場さんも試合後、「今日からエースだ」って言ってたんだよね
その前年、1982年にその予兆がありました。
8月1日、当時、ジャンボはUNヘビー級チャンピオンでした。
この王座に挑戦したのがハーリーレイス。
レイスは元NWA世界ヘビー級チャンピオンだね
レイスはジャイアント馬場さんと何度もNWAを巡って好勝負をしていたのです。
ジャンボはこの試合で、
変形バックドロップでフォール負けし、UN王座を失いました。
しかし、同年の10月24日の北海道の北見でジャンボがレイスに挑戦。
フライングボディシザースドロップでフォール勝ち。
UN王座を奪還したのです。
当時、レイスからフォールを奪うのは至難の業でした。
この2日後の10月26日、北海道の帯広でレイスは馬場さんの持つPWFヘビー級王座に挑戦。
コーナーポスト最上段からのダイビングヘッドバッドでフォール勝ちをし、タイトルを奪取したのです。
うわーエグい角度でダイビングヘッドバッドが決まったね
レイスは1年間でUN、PWFの王座を奪取するとは凄い!
馬場さんは翌年の2月に奪回するんだよね
レイスに負けた馬場さん、レイスに勝ったジャンボ。
ジャンボがエースになる予兆となる流れでしたね。
その流れに乗り、ジャンボは翌年にエースとなりました。
















