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我に任せろ!
私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。
為朝と藤井忠重(ふじいただしげ)は八丈島(はちじょうしま)近くにある島に上陸しました。
そして島の民から鬼と言われる大男がいるであろう洞窟に向かいました。
この島は今の青ヶ島の説があるんだよ
忠重「これは…暗い。」
為朝「これでは見えぬ。忠重、松明を焚くのだ。」
為朝らは慎重に歩き出しました。
しばらく行くと…
ヒィュー!!
為朝「!!伏せよ!!」
忠重「うわっ!」
ガシッ!!ガンッ!!
石が飛んできたのです。
為朝は避けましたが、忠重は石が肩に当たりました。
忠重は当たった衝撃で松明を落としました。
為朝「くっ、忠重。伏せておけ…」
さらに石が飛んできました。
バシッ!ガーン!!
石は為朝らには当たらず、後ろの壁に当たり散っていました。
為朝「忠重、火を消せ!!火が目標になっておる!!」
忠重「ハッ!!」
忠重は足で火を踏み消しました。
辺りは静寂になりました。
為朝は弓矢を構え、神経を集中させました。
為朝「……」
そして、
すばやく矢を放ちました。
バシッ!!
ガタガタッ!!
為朝の放った矢は岩をぶち抜き、岩壁を壊したのです。
「ヒィィ!!」
壊れた岩壁の方から声がしてきました。
為朝「そこにいる者!!出てこい!!」
すると、
「!?八郎のお兄ちゃんか!?」
為朝には聞き覚えのある声でした。
そして、大男が出てきました。
「お兄ちゃん!オラだよ!タカだよ!!」
為朝「タカ!?タカのか!?」
大男の正体は為朝に仕えていたイチとタカのタカだったのです…
つづく
※年内の歴史連載物語「暴れん坊に頼れ」は終わりです。来年2025年は1月7日から再開いたします。
お楽しみに〜









