暴れん坊を頼れ〜第59話 逃げる為朝 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次




我に任せろ!

私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。




保元元年(1156年)7月30日、為朝が遠くに敗走している時、父の為義(ためよし)は七条朱雀にいました。

コアラ為義さんは敵方に投降したんだよね


為義「義朝(よしとも)…」




義朝は太刀を構えていましたが震えていました。



為義「義朝、これが我の天命だ。源氏(げんじ)のこと、頼むぞ。」


義朝「……父上、すいませぬ。」




ズパッ!!





為朝と家臣の太助(たすけ)は京の外れの山で休んでいました。



為朝「!!」


眠っていた為朝は飛び起きました。



太助「殿(為朝のこと)、いきなり起きてどうされました?」


為朝「父上の声がしたような…いや、何でもない。もう少し休もう。」


太助「この山を超えれば近江に入ります。」


為朝「うむ…」




為朝は横になり、空を眺めました。


為朝『もしや…父上は…』





一方、為朝の矢を託され、江口に着いたイチタカは為朝の母、(ひかり)に会うことができました。





2人は矢を光に見せ、


イチ「為朝さん、戦に負けたけど、生きてるって伝えてくれって言われたんだ。」


光「そうですか…合戦には負けたと言うことは、殿は、為義様はどうされたか知っていますか?」


タカ「為朝さんと一緒に逃げようとしてたけど、敵に降参して京に戻ったんだ…」


光「為義様、既に亡くなっているやも…為朝はあれだけの体、そう簡単には捕まることはありますまい。2人とも、こちらでご飯をお食べ。」



光はイチとタカを休ませました。





為朝と太助は近江に入りましたが、その日は大雨が降りました。




太助「殿、さっきから足元がふらついてますが…」


為朝「……我としたことが…」



バタッ!



為朝はその場に倒れてしまいました…。






つづく…