暴れん坊を頼れ〜第55話 義朝を狙う | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次




我に任せろ!


私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。




為朝と義朝(よしとも)が激戦を繰り広げている時、2人の父である為義(ためよし)は白河北殿の館内で藤原頼長(ふじわらのよりなが)の近くに控えていました。


源為義


コアラ為義さんは頼長さんの護衛だったんだね



そこへ為義の家臣、鎌田通清(かまたみちきよ)がやってきました。


通清「殿(為義のこと)!!」


為義「通清!!戦況はどうだ!?」


通清「為朝様が西門で平清盛(たいらのきよもり)勢を退却に追い込み、今は義朝様の軍勢と互角に戦っております。」


為義「2人が戦っておるのか…」


通清「…殿が御育て上げた御子息は立派な武士になっており…ま…す。」


為義「通清…?どうした?」




バタッ





通清の背には矢が突き刺さっていました。


為義「通清!!通清!!!」


通清「……殿…これで源氏は…大丈夫です………」



通清は為義の腕の中で息絶えました。






一方、為朝は義朝へ向けて矢を狙っていました。





シュ!!



「ぐわっ!!」


矢は義朝の肩をかすめて、後ろの兵に突き刺さりました。




為朝は続けて矢を放ちました。




「ぎゃぁ!!」

「ぐふっ!」

「だぁ!!」


為朝の放った矢は義朝には当たらず、周りの兵に突き刺さっていました。



義朝「為朝が矢を外すなど有り得ぬ…んっ!あやつ意図的に外しているな。」




為朝は何とかして義朝を連れ去ろうと思っていたのです。





そこへ義朝の家臣、鎌田政清(かまたまさきよ)が戻ってきました。


政清「殿(義朝のこと)!信西(しんぜい)殿から火攻めのお許しを頂いてまいりました。」


義朝「問題はなかったな。」


政清「焼け落ちた館は再建すれば良いと。」


義朝「よし!!火の矢を放て!!」








火矢が一斉に放たれました。



為朝「火!!!」







つづく…