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秋月「殿(種也)のこと、為朝らの兵は全くいなくなりましたな。」
種也「城から攻められ、後ろからも攻められ、どうすることも出来なかったのだ。逃げるしかあるまい。」
秋月「城の周辺に潜ませていた百姓兵は帰していいですか?」
種也「あぁ、また田畑に戻しておけ。いずれ、こちらから為朝を攻めていく時に使うからな。」
為朝らを背後から攻めた伏兵は百姓だったのです。
秋月「帰ってよいぞ、また田畑で作物を作り治めよ。よいな!!」
百姓らは黙って、各々の住まいに帰っていきました。
すると、百姓らに声をかけるものが…
さらに数日後が経ちました。
秋月が慌てた様子で種也の元に来ました。
秋月「殿!先日、田畑に帰した百姓らの姿が見えません。」
種也「百姓が?どうしたのだ?」
秋月「わかりませぬ。家も間抜けの殻でした。」
種也「奴らの妻子は城に人質としておる。いずれ、戻ってくるに違いないわ…もう夕方だ。明日、見せしめで人質を城の門に磔にせよ。」
秋月「裏切れば、こうなるってことをわからせるのですね。では明日朝一で行ないます。」
種也は百姓が裏切らないように妻子を質として取っていたのです。
その夜…
岩門城から逃げ出すものがいました。
それは10数人以上もいました。
「皆…静かに…」
しばらくして静寂となりましたが…
バァーン!!
轟音とともに岩門城の門の一角が矢により破壊されたのでした。
寝ていた種也は驚き、
種也「なっ、なんだ!?」
慌てた秋月が現れ、
秋月「殿!無事ですか!?」
種也「あの音はなんだ!?見てまいれ!」
秋月が見たのは、
「放て!!」
火矢が城めがけて飛んできたのです。
秋月「うわっ!これは夜討だ!!為朝の夜討だ!」
つづく…
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