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為朝さんは乱暴が過ぎて京を追放されたんだ…表向きはね
為朝の心の内には父、為義(ためよし)の言葉がありました。
為義『九州で源氏(げんじ)の勢力を拡めてまいれ』
源氏の家紋、笹竜胆
為朝はその言葉を胸に力強く歩いていました。
何日か歩いて…
為朝「太助、今はどの辺りを歩いているのだろう?」
太助「ここは…安芸国(あきのくに)です。」
為朝「安芸か…」
太助「安芸国の守は平清盛(たいらのきよもり)殿です。」
為朝「清盛!!」
平清盛
為朝は強訴に対し神輿目掛けて矢を放った清盛を思い浮かべていました。
為朝「あのならず者が国守とは…」
太助「平氏はこの辺りの海を勢力下に置いて利益を上げています。」
為朝「うむ、我が源氏も負けておられぬ。」
太助「殿、この辺りで本日は休みましょう。」
為朝「おっ、今宵の宿は…何もないの…」
太助「はい、野宿にございます。」
2人は獲物を取りに狩りをしました。
「フンッ!!」
為朝は得意の弓矢でイノシシを狩り、晩ご飯にしました。
太助「これだけあれば、数日は待ちますな。」
為朝「なあに〜、無くなれば、また狩ればよい。」
その夜、月夜の下で2人は横になっていました。
為朝はなかなか寝付けずにいました。
為朝『安芸守…清盛には負けぬぞ。』
その時…
ガサッ
ゴソッ
怪しい物音がし、為朝は気付きましたが寝たふりをしました。
為朝『狩ったイノシシを横取りしようとしてるな…盗賊か…?』
為朝は矢を握り…
為朝「フンッ!!」
為朝は矢を盗賊に向けて投げつけた。
ザクッ!!
矢は盗賊が盗もうとしたイノシシの残りに刺さったのです。
盗賊「うわっ!!」
為朝「何やつか⁉︎ 源為朝と知ってのことか⁉︎」
盗賊はイノシシを置いて逃げて行ったのです。
太助「殿!大事ありませぬか?」
為朝「我は大丈夫だ。狙いはイノシシだっただろう。」
太助「火をきらさぬよう、我が起きています。殿は寝てください。」
為朝「それなら、交代で寝よう。」
2人は交代で休み、夜を過ごしたのです…。
つづく…
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