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我に任せろ!
私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。
為義(ためよし)と揉め、平手打ちされた八郎(はちろう)は居館を飛び出していきました。
八郎『父上はなぜ義朝(よしとも)兄と揉めるのか⁉︎』
八郎は義朝なら元服後、一字をもらうことを為義に話しましたが、為義が激怒し反対したのです。
八郎は夢中で走っていました。そして、ようやく止まり、
八郎「ハァハァ…」
息切れした八郎がふと顔を上げると、牛車が通りかかりました。
バシャ!
牛車は水溜まりの泥水を弾き、街の民にかかっていました。
「うわぁ」
「泥水かかったぁ」
「なんだ⁉︎あの牛車は!」
それを見た八郎は牛車に向かい、
八郎「待て!牛車が弾いた泥水が街の皆んなにかかっているではないか!!」
牛車に付き添う従者は八郎を無視して進んでいきました。
八郎「…この野郎!」
八郎は牛車の従者らを弾き飛ばし、
八郎「ぐおおおぉぉ!!」
ダァーン!!
牛車を倒してしまったのです。
以前にも牛車を倒したことあるんだよね
牛車に乗っていた貴族は中から転げ落ち、水溜まりに落ち、泥だらけになりました。
貴族「なん、何なんだ⁉︎何が起きたのだ⁈」
八郎は貴族の前に立ち、
八郎「街の皆んなに迷惑かけるものは許せぬ!!」
街の民は、
「やったぁ!」
「いいぞ!八郎様!」
「さすが源氏の御曹司だ!」
八郎は堂々と歩いて帰って行きました。
数日後…
為義は検非違使別当の徳大寺公能(とくだいじきんよし)に呼ばれていました。
「馬鹿者!!」
公能は最初から怒っていたのです。
公能「お前の息子、八郎が我の牛車を倒し、我は泥水の中に突き落とされたわ!」
為義「なんと…これは申し訳ございませぬ!」
為義は平伏し頭を地につけました。
為義は検非違使で公能は検非違使の別当…
別当って長官らしいね
公能「なんだ⁉︎お前の息子の八郎とやらは!」
為義「……申し訳ございませぬ」
公能「八郎を京から追放せよ!!そして、お前は謹慎だ!」
為義「追放⁉︎」
為義は唖然としたのです…
つづく…
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