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八郎「百合!どうしたんだ?泥だらけではないか?」
父も泥だらけで額からは血が出ていました。
父「採れた作物を道端で売っていたら…通りすがりの牛車がはねた泥水をかけられて…あの牛車はどこぞの貴族だろ。」
八郎「牛車!?貴族!?どこの貴族か、おわかりか?」
父「わからぬが…大人数だったぞ。泥水をかけても謝りもしない!ちくしょう!」
八郎「まだ遠くまでは行ってない。百合、その牛車を教えてくれ!」
八郎は泣く百合の手を引いて、牛車を探し始めました。
通りには走っている牛車は多数ありました。
八郎「百合、この中に泥をかけた牛車はいるか?」
百合「ううん…この中にはいないわ。」
2人は別の通りに行き、
百合「あっ!あの牛車だわ。お父はあのお侍に叩かれたのよ。"どけ!"って」
八郎「あれか!百合、ここにいろ。待っていろ。」
八郎は牛車の前に出て、
八郎「おい!!」
いきなり八郎が出てきたので牛車は止まりました。
先頭の武士が、
武士「なんだ?この小童?邪魔だ、この牛車に乗っているのは関白、藤原忠通(ふじわらのただみち)様ぞ!」
八郎「我の友がこの牛車に泥水をかけられ、その鞭で叩かれた!謝れ!!」
武士「はぁ?関白様の牛車ぞ。邪魔だから退けたのだ!お前も邪魔だ!」
牛車の中にいた忠通は、
藤原忠通
忠通「どうした?止まっておるぞ。早く進め。」
武士「はい!邪魔な虫がおるゆえ、ただいま退けてます。」
武士は八郎を蹴り飛ばした。
八郎も泥だらけになったが、立ち上がり、
八郎「待て!」
武士「この小童!!」
武士は再び八郎を蹴ろうとしたが、八郎はその足を受け止め、
八郎「だぁ!!」
武士を倒したのです。
さらに、牛車の側面に行き、
八郎「この…この牛車!泥だらけにしてやる!!」
忠通「なっ!なんだ⁈」
八郎「ぐっ、ぐおおおぉ!!」
ダーンッ!!
なんと八郎は牛車が押し倒してしまったのです。
慌てた武士らは、
「関白様!!」
八郎は、
八郎「関白か何が知らないが、我は悪いやつは退治するぞ!!」
八郎は悠々と百合の元に帰っていきました。
八郎「百合、悪いやつを退治したぞ。」
百合「八郎、牛車を倒すなんて凄い。」
八郎は照れ笑いを浮かべていました。
しかし、その夜、八郎はこっぴどく怒られることになるのです…。
つづく…
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