暴れん坊を頼れ〜第3話 夜空の遊女〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次



我に任せろ!

私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。




江口(えぐち)での貴族の酒宴の中、警備のため、末席にいた源為義(みなもとのためよし)に遊女が側にいました。



コアラ江口は遊女が集う歓楽の地なんだよ


為義「そなた、我より上座の殿の側にいた方がよいと思うが…我に付いても何の得もないぞ。」


遊女「ふっ…」


遊女は鼻で笑いました。






遊女「私はあのような殿方に擦り寄るのは、嫌にございます。名ばかりで軟弱な男は嫌いです。」


為義「はっきり言うの。我とて…名ばかりぞ。」


遊女「…生きるために必死な御姿に見えました。」



為義はその遊女に清々しいものを感じていました。





その夜、為義は1人、夜空を見上げていました。



為義『生きるために必死…か…我は家を守らねばならぬ…』



そこへ、先のほどの遊女が現れました。


為義「そなた…どうした?こんな夜遅くに。」


遊女「殿(為義のこと)が気になりまして…今、御家を守らねば…とおっしゃいました。殿には御子は?御子と一緒に守れはよいのでは?」


為義「我が子は…長男は東国に飛び出してしもうたわ。我が情けないと思うたのであろう。他の子も頼りない。」


コアラ為義さんの長男は源義朝(みなもとのよしとも)なんだよ



源義朝


遊女「…ならば、頼りになる御子をもうければよいではないですか?」


遊女はそう言うと為義の胸に寄り添っていました。



為義「そなた…我がよいのか?」


遊女「殿のことを以前よりお慕い申しておりました。」


為義「名を何と申す?」


遊女「(ひかり)です。殿…」



2人は夜空の下、結ばれました。






1年後の保延5年(1139年)、光は子を生みました。


光「殿、頼りになる御子をもうけました。」


為義「おぉ、元気な男の子じゃ。」





生まれた男の子は八郎(はちろう)と名付けられました。


八郎、後の為朝です…。





つづく…




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