新日本プロレスの1983年7月に始まったのがサマーファイトシリーズ。
ポスターにはアントニオ猪木さんも載っていましたが、前シリーズIWGP優勝戦での失神KO負けでシリーズを欠場。
実際はIWGP優勝戦では猪木さんは失神した振りをしたんだよね
改めてポスターのメンバーを見ると…ブッチャーが参加していた記憶が全くありません。
このシリーズの主役は長州と藤波、そしてタイガーマスクでした。
このシリーズからタイガーはコスチュームをパンタロン風に変えたんだよね
タイガーの正体、佐山聡は新日本プロレスの格闘技部門を任される約束でした。
しかし、タイガーの大人気で約束が果たされる気配はなかったのです。
さらに佐山自身は結婚をしようとしていましたが、新間寿がタイガーのイメージが崩れることを恐れ、海外での極秘結婚を強要していたのです。
これは佐山さんとしては不満だよね
こんな不満を抱えていたとはファンは知らず…
当時、プロレス雑誌は月刊誌が主でしたが、ベースボールマガジン社から、ついに週刊誌が発売されました。
それが週刊プロレス。
第一号の表紙がタイガーでしたが…
タイガーマスクが消える
と載っていました。
えっ?新生マスクマンってあるけど…
実は漫画タイガーマスクの原作者の梶原一騎が新日本プロレスと版権で揉めており、さらに別件で逮捕されていたのです。
これにより、新日本プロレスはタイガーマスクの改名を検討していたのです。
この話を聞いた時、コスチュームを変えたことと関係あるのかな?って思いましたね。
シリーズの最終戦でタイガーマスクが改名することがリング上で発表されました。
ところが…数日後…とんでもないことが起きたのです。
それがタイガーマスク引退でした。
つづく
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