猛将親父 〜第126話 崩れる反信長勢〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次



天下を競望せず…

わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。



天正9年(1579年)9月…元春の居城、日野山城(ひのやまじょう)に元春の長男、元長(もとなが)の慌てる声が響いた。

元長「父上!!父上!!」


元長は廊下を走って元春のところに来た。

元春「何事だ⁉︎騒がしいぞ!!」

元長「父上、伯耆国の南条元続(なんじょうもとつぐ)が裏切りました!」

コアラ南条は伯耆国の有力国人衆なんだ


元春「織田(おだ)に付いたと…」

元長「南条家の重臣、山田重直(やまだしげなこ)が知らせてきました。元続は父上に南条家の相続の時、領地と家督を認めてもらっておきながら裏切るとは…許せん!!」

元春「重直は我が父、元就(もとなり)の頃より毛利のために働いておる。元続の裏切りは間違いあるまい。重直はいかがしておる?」

元長「重直は居城の堤城(つつみじょう)を元続に落とされ、息子の信直(のぶなお)と共に鹿野城(しかのじょう)に入っております。」



堤城跡



元春「鹿野城に援軍を送って重直らを守るのだ。」


元長「はい!」



南条家の裏切りで毛利(もうり)は伯耆から因幡、但馬への連絡路を失い、織田への抵抗力が落ちてしまったのだ。






一方、織田信長(おだのぶなが)を裏切った摂津、有岡城(ありおかじょう)の荒木村重(あらきむらしげ)は、


荒木村重


村重「なぜ毛利は来ないのだ⁉︎ここまではわしは信長に斬られるではないか⁉︎」



村重は家臣の中川清秀(なかがわきよひで)や高山右近(たかやまうこん)に裏切られて窮地に陥っていた。


高山右近


コアラキリシタン大名として有名な高山右近さんは村重さんの家臣だったんだね



村重は有岡城に妻子を残し、単身で息子の荒木村次(あらきむらつぐ)の尼崎城(あまがさきじょう)へ移り、抵抗した。




信長は村重の家臣に


信長「尼崎城と花隈城(はなくまじょう)を明け渡せば、妻子の命は助けてやる」




村重の家臣は尼崎城の村重に会い、説得したが村重は受け入れず…

呆れた家臣は出奔してしまい、信長は有岡城の女房衆、村重の一族、家臣の妻子を処刑したのだ。


コアラ女房衆は122人が尼崎の近くで処刑され、一族、妻子は京で引き回され、六条河原で処刑されたんだ

村重は後に毛利に逃げ込んでくるのである。


もうひとつ、播磨の三木城(みきじょう)に籠城している別所長治(べっしょながはる)も、

長治「…兵糧が…ない…毛利は来ない…もはやこれまでか…」


窮地に陥っていたのだ…




つづく…


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