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毛利元就
当時としては長生きだね
小早川隆景(こばやかわたかかげ)からの報せで元就の死を知った元春は、
元春「今すぐ駆けつけたい…がここで追い詰めた尼子(あまこ)再興軍が息を吹き返さんとも限らぬ。父のためにも、まずは尼子再興軍の勢力を出雲、伯耆から一掃する。それがわしの役目だ!」
元春は自らの兵たちの前でそう言い切った。
葬儀及び今後の事は毛利輝元(もうりてるもと)が隆景、宍戸隆家(ししどたかいえ)、熊谷信直(くまがやのぶなお)、福原貞俊(ふくはらさだとし)、口羽通良(くちばみちよし)ら重臣と協議して執り行なうことになったのだ。
毛利輝元
輝元は元就と言う毛利の大黒柱がいなくなり、自らがその柱にならなければならない不安でいっぱいだった。
輝元「お祖父様…私はどうすれば…」
そこへ隆景が輝元の側にやってきた。
隆景「輝元殿。」
輝元「……」
輝元には隆景の声が聞こえていないようだった。不安で何も見えていない感じだった。
隆景「輝元!!」
隆景は大声で呼び、
バシッ!!
輝元の顔を平手打ちし、輝元は倒れた。
輝元「叔父上!何をする⁉︎」
隆景「今から、そんなことでどうするのだ⁉︎」
輝元は隆景にくってかかろうとした。
輝元は隆景を睨みつけた。
隆景「その目です。これから輝元殿が毛利家の殿。不安げな目では家臣はついてきません。殿が引っ張っていくのです。わしも元春も殿を支えていきます。これからはわしも元春も呼び捨てで呼んでくだされ。」
輝元「うむ、隆景…頼むぞ。」
これから毛利本家を吉川、小早川が支える毛利両川体制が機能していくのである。
川が輝元さんの両側を固める、それが両川体制だね
元就の死は各方面に報され、多くの弔問客が訪れた。
その中で畿内から1人の僧が弔問として毛利家を訪れた。
その僧はある武将の使いであった。輝元、隆景は僧に会った。
僧「織田信長(おだのぶなが)公の使いで参りました。」
隆景「信長殿…」
織田信長
この後に戦うことになる織田信長。この時は思いも寄らぬことである…
つづく…
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