猛将親父 〜第102話 隆景、喝を入れる | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次




天下を競望せず…

わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。


元亀2年(1571年)6月14日…
毛利元就(もうりもとなり)が亡くなった。
享年75

毛利元就


コアラ当時としては長生きだね


小早川隆景(こばやかわたかかげ)からの報せで元就の死を知った元春は、


元春「今すぐ駆けつけたい…がここで追い詰めた尼子(あまこ)再興軍が息を吹き返さんとも限らぬ。父のためにも、まずは尼子再興軍の勢力を出雲、伯耆から一掃する。それがわしの役目だ!」



元春は自らの兵たちの前でそう言い切った。



葬儀及び今後の事は毛利輝元(もうりてるもと)が隆景、宍戸隆家(ししどたかいえ)、熊谷信直(くまがやのぶなお)、福原貞俊(ふくはらさだとし)、口羽通良(くちばみちよし)ら重臣と協議して執り行なうことになったのだ。


毛利輝元



輝元は元就と言う毛利の大黒柱がいなくなり、自らがその柱にならなければならない不安でいっぱいだった。


輝元「お祖父様…私はどうすれば…」



そこへ隆景が輝元の側にやってきた。


隆景「輝元殿。」


輝元「……」


輝元には隆景の声が聞こえていないようだった。不安で何も見えていない感じだった。


隆景「輝元!!


隆景は大声で呼び、


バシッ!!




輝元の顔を平手打ちし、輝元は倒れた。



輝元「叔父上!何をする⁉︎」


隆景「今から、そんなことでどうするのだ⁉︎」


輝元は隆景にくってかかろうとした。


輝元は隆景を睨みつけた。


隆景「その目です。これから輝元殿が毛利家の殿。不安げな目では家臣はついてきません。殿が引っ張っていくのです。わしも元春も殿を支えていきます。これからはわしも元春も呼び捨てで呼んでくだされ。」


輝元「うむ、隆景…頼むぞ。」



これから毛利本家を吉川、小早川が支える毛利両川体制が機能していくのである。


コアラ川が輝元さんの両側を固める、それが両川体制だね





元就の死は各方面に報され、多くの弔問客が訪れた。


その中で畿内から1人の僧が弔問として毛利家を訪れた。


その僧はある武将の使いであった。輝元、隆景は僧に会った。


僧「織田信長(おだのぶなが)公の使いで参りました。」


隆景「信長殿…」


織田信長


この後に戦うことになる織田信長。この時は思いも寄らぬことである…






つづく…





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