猛将親父 〜第83話 元春を狙うもの〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次




天下を競望せず…

わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。


湯築城(ゆづきじょう)を後にした元春、小早川隆景(こばやかわたかかげ)の軍勢は鳥坂城(とさかじょう)へ向け進軍した。



この頃は毛利(もうり)軍が続々と伊予国(いよのくに)に上陸し、先の元春、隆景の軍勢を追いかけて合流していた。


コアラ毛利軍は宍戸隆家(ししどたかいえ)さんや福原貞俊(ふくはらさだとし)さんの到着が遅れたんだ



それまで膠着状態であった戦況は一気に動き出した。

敵対勢力の一条兼定(いちじょうかねさだ)と宇都宮豊綱(うつのみやとよつな)は慌てていた。

一条兼定


兼定「こんなに毛利軍が来るとは⁉︎」


豊綱「一条殿、大友殿の援軍はごさらぬのか?」


兼定「今さら遅いが…使者を走らせる!」


豊綱「……わしは大洲城(おおづじょう)に籠りまする。」




毛利の援軍を得た河野(こうの)軍は大洲城周辺を着々と制圧していった。



現在の大洲城



元春も敵兵と戦っていた。


元春「宇都宮の兵ども!かかってまいれ!」



その時、1人の兵が元春にかかっていった。





ガキンッ!!


元春はその兵の太刀を自らの太刀で受け止めた。


元春「むむっ!!そなた、やりおるな!!」



ガチンッ!カーンッ!



さらに2人は太刀を撃ち合った。



その時、元春の背後からさらなる敵兵がかかってきた。



「元春!覚悟っ!!」



その時、元春の家臣、福原元正(ふくはらもとまさ)が入ってきた。



ザクッ!!


元正は斬られた。


元春「元正!!」


元正「くっ…肩を斬られましたが大事ありませぬ。」


元春は斬った敵兵を睨みつけた。


元春「ん…お前は山中鹿介(やまなかしかのすけ)!」


鹿介「……退け!!」




鹿介と最初に元春にかかっていった敵兵はその場から逃げた。



元正「なぜ鹿介がここに?」

元春「わからぬ…もう1人の兵もかなりの強者だった。」





毛利、河野軍は一条、宇都宮軍を追い込んでいった。

しかし、毛利軍に報せが入った。


それは大友氏が北九州に進軍してきたとの報せであった…






つづく…



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