猛将親父 〜第66話 弔い合戦〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次



天下を競望せず…

わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。



月山富田城(がっさんとだじょう)では、尼子義久(あまこよしひさ)と家臣の宇山久兼(うやまひさかね)が驚いていた。

義久「それは誠か⁉︎鹿介(しかのすけ)!」


山中鹿介が前に出た。

山中鹿介


コアラ山中鹿介さんっていうと、この⬆️三日月の兜だね



鹿介「はい、毛利隆元(もうりたかもと)が安芸国佐々部の地で急死しました。」


義久「なんと……」


久兼「殿、これで毛利の一角がいなくなりましたな。風向きが変わりましたぞ。」


義久「うむ、久兼、白鹿城(しらがじょう)に援軍を送るのだ。隆元が亡くなって元就(もとなり)は気落ちしているだろう。叩くのは今だ。援軍の大将には我が弟、倫久(ともひさ)じゃ。」


鹿介「毛利軍と白鹿城の軍は一進一退。まだ援軍は早すぎまする。毛利軍は隆元の死で浮き足出すはず。様子を見ましょう。」



義久は鹿介の進言どおり、援軍を待機させた。






白鹿城では毛利軍が攻めたが、城内の尼子方が迎え撃ち、城下での合戦になり、毛利軍が劣勢になった。


ここで元春が兵を率いて救援に入った。


元春「皆の者!!これは隆元兄の弔い合戦である!!攻めて攻めて攻めまくれ!!」






これを見た白鹿城内からは城主、松田誠保(まつだまさやす)、牛尾久信(うしおひさのぶ)が手勢を率いて出陣してきた。


誠保「汚い毛利め!!一人残らず生きて帰すな!!」




元春は誠保の声を聞き、


元春「我は吉川元春!!汚い毛利とは聞き捨てならん!!」


誠保「汚いことをしたのは毛利だ!石見で降伏した本城常光(ほんじょうつねみつ)殿を謀略を持って亡き者にしたではないか!!」


コアラ本城常光さんは石見銀山の山吹城(やまぶきじょう)を守っていた尼子方なんだ。




元春「何っ⁉︎偽りを申すな!!」


誠保「偽りではないわ!!」




さらに毛利軍は500もの兵を救援させた。これを見た尼子方は情勢不利と判断し城内に退却したのだ。




元春はさらに攻め、白鹿城の外郭を全て攻略し、残るは本丸のみとなった。





元春は立ちすくんでいた。


元春『常光は自害したのではなかったのか…?父上が…謀殺したのか…』




つづく…




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