猛将親父 〜第60話 病での夢〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次




天下を競望せず…

わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。



永禄5年(1562年)春…

元春は胸や腹の痛みの病で床に付した。



(ゆう)は医師に診てもらった。


優「殿は何の病ですか?」


医師「癪にございます。」



コアラこの時代、原因のわからない痛みを伴う内臓疾患を癪って言うらしいんだ




元春「ううぅっ……」


優「殿、殿!」


元春「優、騒ぐてない…わしの病い、伏せておけ。尼子(あまこ)の知るところになると弱みを見せることになる。」


優「しかし……」




優は密かに毛利元就(もうりもとなり)には報せた。


元就「元春が…領内の医師を日野山城(ひのやまじょう)へ集めよ!…そうだ、京の有能な医師も呼ぶのだ!」




元就は医師を日野山条件に集め、元春の治療にあたらせた。





優「殿、大事ごさりませぬか?」


元春「…これだけの医師がくるとは…父上は騒ぎ過ぎだ…うっ…。」


医師「あまり喋ってはなりませぬ。この薬を…」



元春は薬が効いたのか眠ってしまった。




元春は夢を見た…





元春『…なんだ、ここは…戦場か…』



南無八幡大菩薩!!


元春『なんだ⁉︎誰が叫んでおるのだ⁉︎』






攻めよ!!


元春『あれは…足利尊氏(あしかがたかうじ)公…これは南北朝の戦乱…』



コアラ足利尊氏さんは室町幕府初代将軍だね



尊氏『治めよ!戦乱を治めよ!!』




元春はそこで目が覚めた。


元春「……なんだ、今の夢は…」


元春の側には優と医師がいた。

優「殿、いかがしました?」

元春「…痛みは…ひいたようだ。」


元春は起き上がり、外の景色を見た。

時は夜だった。


元春「なぜ、あのような夢を見たのか…」




元春は病は回復した。元就はひと安心したのだ。





将軍、足利義輝(あしかがよしてる)が調停に入った尼子との雲芸和議は成立した。


元就の要望した石見不干渉の条件を尼子義久(あまこよしひさ)は飲んだのだ。



これにより石見での形成は毛利が有利となったのだ…






つづく…





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