猛将親父 〜第35話 折敷畑の戦い〜 | 歴史を感じよう

歴史を感じよう

日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

前回まではこちら⬇️

目次





天下を競望せず…


わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。




天文23年(1554年)9月14日、毛利元就(もうりもとなり)は陶晴賢(すえはるかた)の家臣、宮川房長(みやがわふさなが)率いる陶軍を夜襲しようとしたが、陶軍が伏兵を忍ばしていたため、一旦引き下がった。


コアラ蛍が人のいるところには光らなかったから、伏兵がいるってわかったんだよね



元就は3人の息子、毛利隆元(もうりたかもと)、元春、小早川隆景(こばやかわたかかげ)、娘婿の宍戸隆家(ししどたかいえ)、家臣の福原貞俊(ふくはらさだとし)を呼んだ。

宍戸隆家

コアラ隆家さんの妻は元就さんの娘でしんさんだね。しんって名前は、この物語の創作だからね


元春「父上、我が軍は兵の数で負けておりまする。やはり奇襲しかありませぬぞ。」

元就「わかっておる。夜襲はせぬ。明日の朝、動く。わしと隆元は敵の正面、元春は北から、隆景は南から、隆家と貞俊は敵の背後に回れ。」

隆景「四方から一斉ですね。」

元就「いや、わしと隆元が敵を惹きつけて本陣まで惹きつける。そこを側面、背後から攻めよ。」

隆元「各々、早速配置につくのだ!」




陶軍が陣を置いた折敷畑山



「出陣!!」


隆元の声が響いた。



宮川房長は、

房長「ほぉ、正面から来たか。皆のもの、敵はわずかだ!踏み潰せ!」





陶軍は兵を前進してきた。毛利軍はじわりじわりと下がっていった。


兵の数では大きく上回る陶軍は、毛利軍の本陣近くまで来た。


その時!



元春「放て!!」



陶軍の左右から矢が飛んできた。


「うわっ!」
「なんだなんだ⁉︎」
「ぐふっ!」


陶軍の兵は矢に討たれ、陣形はたちまち崩れていった。


房長「くっ、左右からの奇襲か!下がれ!退くのじゃ!」



房長は兵を退こうとしたが、後ろから宍戸、福原の毛利軍が攻めてきた。



隆家「逃すな!!」

貞俊「討ち取れ!」



陶軍は瞬く間に散り散りになっていった。



元春「勝ったぞ!!」

毛利軍の圧勝だったのである。



房長は逃走したが、追いかけてきた毛利軍に討ち取られたのである。








しかし、この折敷畑の戦い(おきしきばたのたたかい)は、この後に起こる戦いの前哨戦に過ぎなかったのである…。






つづく…





にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
にほんブログ村
コアラ宜しければバナー⬆️をクリックしてね