天狗将軍 〜第107話 湯殿〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

前回まではこちら



世は争乱…

我は室町幕府、第9代征夷大将軍・足利義尚(あしかがよしひさ)である。




永正4年(1507年)5月29日、細川政元(ほそかわまさもと)は勅旨により京に戻っていた。

コアラ勅旨って天皇様の命だから、この場合、後柏原天皇(ごかしわばらてんのう)様の命だね





政元は丹後攻めは若狭国の武田元信(たけだもとのぶ)、家臣の赤沢朝経(あかざわともつね)に任した。

一緒に細川澄元(ほそかわすみもと)、三好之長(みよしゆきなが)も帰京した。

コアラ澄元さん之長さんは政元さんと同じ軍勢で一色義有(いっしきよしあり)を攻めていたんだよね



一方、加悦城を攻めていた細川澄之(ほそかわすみゆき)、香西元長(こうざいもとなが)も帰京していた。


澄之、元長は加悦城を落とし、城主の石川直経(いしかわなおつね)と、またも和睦した上での帰京だった。





政元を勅旨を使って京に戻したのは将軍・足利義澄(あしかがよしずみ)であった。

足利義澄



義澄としては京を空っぽの状態だと、いつ周防にいる足利義尹(あしかがよしただ)と大内義興(おおうちよしおき)が攻めてくるかもしれず気が気でなかったのだ。


政元は帰京して、すぐ義澄に拝謁した。


政元「ただいま戻りました。」

義澄「丹後はどうだ?治まるか?」

政元「はい、元信殿と我が家臣、赤沢を残してきましたゆえ。」

義澄「戦は他のものに任せて政元は京から離れるでないぞ。」


政元は自らが擁立した将軍とはいえ、情けなく感じていた。

コアラ義澄さんは政元さんが明応の政変で義尹さんから将軍職を取り上げて将軍にしたんだよね





政元は帰京してからは、また修験道にのめり込んだ。



その裏で政元の家臣らが…


「このままだとわしらは用済みになるのではないか?」
「阿波のやつらを重用して、わしらの居場所がなくなるぞ」
「阿波のやつらを討つか?」
「いや……修験道狂いの殿で京兆家は大丈夫なのか?」
「京兆家の権力を握るか…」


コアラ阿波のやつら?澄元さん?之長さん?






6月23日、政元はこの日も修験道の経に入ろうとしていた。


そこに忍びの紗奈(さな)がいた。紗奈は政元の元を離れず見守っていたのだ。

紗奈「やはり修験道は続けるのですね。」

政元「ここまでやってきたことだからな…。湯殿で身を清めてくる。」



政元は修験道の経をあげる前は毎回、湯殿で行水をしていたのだ。





政元は湯殿に入り、桶を持った時、何かを感じた。



政元「……来たか…」







つづく…
コアラ次回、いよいよ最終回!お楽しみに〜






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