天狗将軍 〜第104話 諫言〜 | 歴史を感じよう

歴史を感じよう

日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

前回まではこちら⬇️



世は争乱…

我は室町幕府、第9代征夷大将軍・足利義尚(あしかがよしひさ)である。




細川政元(ほそかわまさもと)は言った。

「わしは奥州に行く!」
「修験者として廻国修行をする!」



政元は修験者の格好をしていた。


それを聞いた家臣たちが政元の元に集まった。 




その中で三好之長(みよしゆきなが)が代表として政元に諫言した。

三好之長


之長「殿!紀州、大和に丹後…戦がまだ落ち着いてないこの時期に殿に居なくなっては困ります!」

政元「戦はそなたたちに任せる。わしは隠居をする。」

之長「何を…何をおっしゃる!細川京兆家の後継ぎも決まっていないのに殿に隠居されては京兆家で争いが起きます。他の守護大名家と同じになりまする!」


コアラ他の守護大名家って畠山氏(はたけやまし)や斯波氏(しばし)のことだよね。この2家は応仁の乱(おうにんのらん)で2つに割れて争って弱体化したよね。


政元「すでに争っているではないか…」


政元の言葉にその場にいた之長と香西元長(こうざいもとなが)はドキリとした。



コアラ之長さんは澄元(すみもと)派、元長さんは澄之(すみゆき)派として争っていたんだよね



之長「…それは…申し訳ごさいませぬ!」


之長は平伏した。

之長「後継ぎは殿がお決めになること、我らはそれに従いまする。争いは致しませぬ!」


政元は天を見上げていた。

之長「わしは…どなたが後継ぎになろうとかまわぬと殿に言った言葉に嘘はごさいませぬ。わしは民のために、世を平安にしたいのです。ですから…今、殿に居なくなっては困るのです。」




之長がさらに深く平伏する姿を見て、周りの家臣たちも平伏した。


政元は大きく息をして、

政元「わかった、そなたの言葉、信じるぞ。修行は戦を治め、後継ぎを決めて隠居してからにいたそう。之長…皆!尽くせ!」



「ハハァ!」



家臣一同、政元の元に団結したのだ。政元は満足した様子だった。



…団結したかに見えた。その者はつぶやいた。


「之長…安心できぬやつ…」



つぶやいたのは元長だった…。






つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜





にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
にほんブログ村
コアラ宜しければバナー⬆️をクリックしてね