天狗将軍 〜第74話 高ぶる政元〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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世は争乱…

我は室町幕府、第9代征夷大将軍・足利義尚(あしかがよしひさ)である。




明応2年(1493年)2月、第10代征夷大将軍・足利義材(あしかがよしき)率いる河内征伐軍は河内国、正覚寺に陣を置いた。

現在の正覚寺(大阪市平野区)


義材に従った諸大名は討伐相手の畠山義豊(はたけやまよしとよ)が籠城する高屋城(たかやじょう)周辺に陣を敷き、城を包囲したのだ。

高屋城跡(大阪府羽曳野市)

コアラ高屋城の本丸は安閑天皇(あんかんてんのう)陵にあるんだよ


義材「ははははっ!これだけの大軍に囲まれたら義豊も驚いているであろう!のぅ、政長(まさなが)」

此度の河内征伐を仕組んだ畠山政長(はたけやままさなが)も喜んでいた。

政長「御所様(義材のこと)のおっしゃる通りでございます。もうじき落ちるでしょう。」



義豊方の小城は次々に落ち、義豊は孤立…義材の勝利は間近であった。




一方、義豊は、

義豊「ふふふっ…今は持ち堪えるのじゃ。間も無く全てが変わる…。」


義豊は不敵に笑っていた。






京の細川政元(ほそかわまさもと)は…


政元「…もうじきじゃ!紗奈(さな)見ておれ!わしの念が叶うぞ!」

紗奈「あっ…殿…」


政元は高ぶる魂を紗奈に癒されていた。





明応2年4月22日夜…


政元「さっ、清晃(せいこう)様、こちらへ」


政元は自邸に清晃を招いていた。


そして京の街には兵が集まっていた。



その兵は政元の兵であった。

兵を前に政元は叫んだ。

政元「物ども!京にある義材の館、義材側近の館、義材に関係する館を全て破壊せよ!!」


兵は拳を上げた!


政元「義材は将軍にあらず!今から清晃様が将軍ぞ!物ども!行け!!」




翌23日、政元の軍は義材の館、義材の弟や妹の寺院を次々に破壊した…。






つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜






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