天狗将軍 〜第7話 宗全、見抜く〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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世は争乱…

我は室町幕府、第9代征夷大将軍・足利義尚(あしかがよしひさ)である。




深夜、我(幼名・春王〔はるおう〕)と聡明丸(そうめいまる)は西軍の大将・山名宗全(やまなそうぜん)の館に迷い込み、宗全と会ってしまったのだ。


宗全「この童が(さと)の子・聡明丸…」

里「はい」


宗全と一緒に居たのは聡明丸の母であり、東軍(とうぐん)の大将・細川勝元(ほそかわかつもと)の正室だった。


コアラ里さんは山名一族で宗全さんの養女なんだよね。

細川勝元

聡明丸は無言でただ里を見つめていた。


宗全「聡明丸、なかなかの面構えだ。そなたは山名の血も流れておるのだからな。…こちらの童は…見たことのある面だが…」

里「こちらは…」


里が言いかけた時、


「御館様!御館様!」


宗全の家臣が慌てた様子でその場に入ってきた。

宗全「なんだ?騒々しい。」

家臣「敵方がこの館周辺まで攻めてきております。」



その時、館の外から兵や馬の声が響いてきたのだ。



宗全「…うむ、すぐ参る!」

家臣「では!」


家臣は先に駆けていきました。




宗全「もう少しそなたらと語り合ってみたかったが、仕方あるまい…外の兵はそなたらを迎えに来たのであろう。」


宗全は我らの素性を見抜いていたようだった。


宗全「…そちらの童…御母上に心配をかけてはならぬ。早く帰るのだ。聡明丸、お守りするのだぞ!」


そう言うと宗全は行ってしまった。


春王「…宗全は我のことも母のことも知っておったのか…」

コアラ春王のお母さんは日野富子(ひのとみこ)さんだね。


里「さっ、早くここから去るのです。」

聡明丸「…母上はなぜここにいるのです?」



里は聡明丸の質問に答えず、その場から居なくなったのだ。



聡明丸「…母上」


その時、


「春王様!聡明丸様!」


1人の女が塀の上から現れた。



聡明丸「紗奈(さな)!」

紗奈は聡明丸の乳母である。


紗奈「ずいぶん探しました。さぁ、お二人とも、こちらに!」



紗奈の出で立ちは軽装、まるで忍びのようだ。




我と聡明丸は室町御所に帰り、我はこっ酷く怒られたのは言うまでもない。


コアラ春王くんは富子さんに怒られただろうな




だか、聡明丸は父・勝元に問いかけていた。無論、母・里のことだ…







つづく…
コアラ次回もお楽しみに〜








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