白の執権 〜第112話 政子の夢〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

前回まではこちら⬇️




諸行無常の世の中…

我は北条泰時(ほうじょうやすとき)が妹、竹子(たけこ)です。




1221年5月、順徳天皇(じゅんとくてんのう)様は御子の懐成親王(かねなりしんのう)様に譲位しました。

新たな帝、仲恭天皇(ちゅうきょうてんのう)様の誕生です。


コアラ仲恭天皇さんはこの時、まだ3歳だよ〜




この報せは鎌倉の知るところになりました。


北条義時(ほうじょうよしとき)や大江広元(おおえのひろもと)はこのことを危惧しました。

広元「譲位して順徳上皇となり自由な立場なる…鎌倉に対する準備ではあるまいか…」

義時「うむ、まさにその通り。京の御家人らも飲み込まれねばよいが…」


広元は自らの子、大江親広(おおえのちかひろ)が京に滞在していることを心配していたのです。




泰時は政子(まさこ)様に会っていました。

政子「我が子、実朝(さねとも)が亡くなり、京と揉めるとは…」

泰時「朝廷は武家を以前のように従わせたいのでしょう。それが今だと計っているのです。」

政子「泰時…私は不思議な夢を見ました。」

泰時「夢とは?」



夢で政子様に天照大御神(あまてらすおおみかみ)は語りかけられたのです。


天照大御神


天照大御神は言いました。


「世は荒れますが、太平を望むなら私を崇めなさい」





そこで政子様は目が覚めたそうです。




政子「ただの夢かと思いましたが…天照大御神からのお告げではないか…」

泰時「世が荒れる…今は荒れる寸前と思います。心配なのは京にいる我が妹、竹子です。」

政子「竹子、親広に嫁いでおるが…まさか親広が朝廷に付くと?」

泰時「朝廷が発起したら、京の御家人らは朝廷に付くでしょう。その時、我が妹は危うい立場です。」

政子「……光…(てる)はいますか?」



政子様は輝を呼びました。


コアラ輝は政子さんの忍び。本当の名前は光なんだよね。








その頃、京は紛糾していました。


順徳上皇様に御子の土御門上皇(つちみかどじょうこう)様が言い争いになっていました。

土御門上皇


土御門「兵を挙げるなど、なりませぬ!」

順徳「何がいけない?全ての政を朝廷に戻すだけだ!」

土御門「武士は以前のように従う時代ではないのだ。」

順徳「そんなことはない!父上の命に逆らう武士がいるわけがない!」




そこに2人の父である後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)様が入ってきました。


後鳥羽「2人ともやめよ!朕は…鎌倉を討つ!」



後鳥羽上皇様はついに倒幕の意思を示したのです…。





つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜



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