諸行無常の世の中…
我は北条泰時(ほうじょうやすとき)が妹、竹子(たけこ)です。
「名越に向けて出陣!!」
1205年、北条義時(ほうじょうよしとき)は自らの館に集まった御家人たちとともに北条時政(ほうじょうときまさ)の館に向かいました。
進軍した兵はあっとゆう間に名越邸を囲みました。
名越邸内にいた時政の妻、牧の方(まきのかた)は思わぬ成り行きに驚きました。
牧の方「ひいぃぃ〜、なぜ我らには御家人が集まらぬ〜?」
時政「…義時め、手回ししておったな。」
「殿〜!」
時政の家臣が慌てて時政の元へやってきました。
「尼御台様が門前にいらしております。」
時政「くっ、政子(まさこ)が…」
時政は政子様と義時に館内で会いました。
政子「父上…何を血迷われました?」
時政「……迷ってはおらん。わしは今の鎌倉殿ごとき軟弱では武士はまとめられぬと思ったのだ!」
政子「なんと!鎌倉殿は我が子、父上と一緒に将軍にしたのではありませぬか⁈」
義時「父上、それは牧の方の入れ知恵ですか?」
時政「政子、我が子を鎌倉殿とし傀儡として鎌倉を操っておるではないか!」
バンッ!!
政子「父上!隠居なさいませ!」
時政「うっ…」
政子「父上の時代は終わりました。後は義時に任せますゆえ。」
義時「父上、わしには今、たくさんの御家人が集まりました。わしが後はやります。もはや反対はさせませぬな?」
時政「……したかあるまいな」
時政は折れるしかありませんでした。
政子様と義時は時政、牧の方を出家させ伊豆国に幽閉したのです。
時政の後、新たに義時が執権に付いたのです。
そして泰時は…
泰時『お祖父様に聞かねばならぬことがある』
幽閉された時政のいる伊豆に向かっていました…。
つづく…
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