白の執権 〜第55話 割れた北条〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

前回まではこちら⬇️



諸行無常の世の中…

我は北条泰時(ほうじょうやすとき)が妹、竹子(たけこ)です。


1205年 畠山事件から2ヶ月後の夏の暑い中、泰時は父・義時(よしとき)の館に呼ばれました。

義時「泰時…わしは畠山重忠(はたけやましげただ)を騙し討ちにしてしまった。」

泰時「詳細は存じております…されどお祖父様に意見をされたとか。」

義時「そなたがわしに意見をしたように、わしも父に意見をしたのだ…父は牧の方(まきのかた)の言いなりになっておる。」

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コアラ牧の方は義時さんの父・時政(ときまさ)さんの後妻で、畠山重忠さんを討つように言ったのも牧の方らしいんだ。


泰時「このままでは北条は2つに割れてしまいます。お祖父様ともあろうお方が女人の言いなりになるでしょうか?」

義時「他に黒幕がいると…?」


泰時は源頼朝(みなもとのよりとも)様の遺言を思い出していました。

よいか…わしの命を狙ったものは…朝廷に入ろうとするわしが邪魔になったのであろう…そのものは…朝廷とも繋がっていると思う…』


コアラこの物語では頼朝さんは毒を盛られて落馬して、それが元で亡くなったんだよ。



その時、義時の家臣が入ってきて、

「殿!政子(まさこ)様がお呼びです。大至急、御所に来てほしいと!」





義時と泰時は御所に向かいました。


政子「来ましたね!大変なことがわかりました。父上が牧の方と謀り、将軍、実朝(さねとも)を廃そうと企んでいます!」

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源実朝



義時「なんと!将軍がいなければ御家人はバラバラになりますぞ!」

政子「新将軍には牧の方の娘婿、平賀朝雅(ひらがともまさ)をつけようとしているのです!」


平賀朝雅は畠山重忠を討伐するキッカケを作った人物であり、平賀は源氏の流れをくむ家でした。

コアラ平賀氏の源氏は源義光(みなもとのよしみつ)さんの流れで、源頼朝さんは義光さんの兄、源義家(みなもとのよしいえ)さんの流れなんだ。



泰時「お祖父様は鎌倉殿(実朝様のこと)を襲うつもりか⁈ 鎌倉殿をお守りせねば!」

義時「こうはしておられません!泰時、鎌倉殿を我が館にお移しするのだ!姉上、ご一緒に来てくだされ!」






義時は実朝様と政子様を自邸に移し、兵を集めて館を防備しました。


この動きを見た時政は、

時政「政子までわしに逆らうのか!こうなったら義時も政子も泰時も討ってやるわ!御家人たちを集めよ!!」


ついに北条は2つに割れたのです。



しかし時政の呼びかけに御家人たちは、

「わしは尼御前様(政子様のこと)について鎌倉殿を守る!」
「義時殿の館へ参る!」
「時政殿は信じられぬ!」 

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御家人たちは皆、義時の館に集結し時政の館には誰も来ませんでした…。





つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜





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