私は北条早雲(ほうじょうそううん)の子・幻庵(げんあん)です。
(早雲は伊勢早雲(いせそううん)と名乗っています。)
1495年、大地震に襲われました。
伊豆国も被害に遭いました。
早雲は領内のことを心配し、すぐさま動きました。
早雲「小太郎(こたろう)!配下の者で領内の状況をすぐ調べるのだ。そして、無事な国人と協力して民を安全な場所を見つけて避難させてくれ。」
小太郎「承知!!」
早雲「新次郎(しんじろう)はけが人の看護の手配をしてくれ。」
新次郎「任しといて!」
早雲は他の家臣にも指示を出し、自らは避難場所に集まった民の為に粥を用意しました。
避難してきた民は早雲に感謝していました。
「御館様、ありがとうございます。」
「けが人も助けてくれて…さすが我らが御館様!」
早雲「皆、地震が治まるまで避難しているのだぞ。」
ようやく地震が治まり、早雲は領内を見回りました。
早雲「これは…ひどい。」
あちこちで建物は壊れ、山は崩れて、田畑は荒れていました。
しかし、早雲の領内の国人、民は、
「御館様、皆で立て直しましょう。」
「わしは御館様のおかげで助かりました。田畑はまた作ればいいんです。」
皆、前向きに領内を立て直そうと頑張ったのです。
早雲は自らも先頭に立ち領内の立て直しに動いたのです。
そんな中、早雲はある民の1人から相談を受けたのです。
その民は茂吉(もきち)と言いました。
茂吉から出た話は伊豆国の隣りの相模国のことでした…。
つづく…


