私、足利義満の娘・智子です。
私は幕府軍の播磨国・城山城の総攻撃に加わり、赤松満祐を追い詰めました。
間者の小百合が赤松軍の兵を蹴散らす間に私は奥の居間に入り、そこに満祐がいたのです。
私「ようやく会えましたね!」
満祐「ん?お前は入江殿聖仙!いや…今は足利智子であったな。」
赤松満祐はとても背丈が低くく、三尺ちょっとほどでした。
満祐「殺したと思っていたが…間者がしくじりおったか!何しにきた⁈ 」
私「知れたこと!我が兄・義持、義教の仇を討つためです。」
満祐「ふっ!わしの命は義教を討った時に遠に捨てておるわ!…まぁ、幕府が攻めてくるのが遅いから城に籠ることにはなったがな。」
私「ならば死ぬ前に問います。なぜ兄らを殺した?」
満祐「わしを蔑ろにし、赤松家を庶流に渡そうとしたからだ!!」
満祐「わしを外そうとした報いだ!」
私「……許さない、満祐!!」
満祐「お前を道連れにしてやる!」
満祐は太刀を持ちかかってきました。
ガチッ!!
背丈は低いとはいえ身のこなしは素早く、私は太刀を抜き必死で満祐の太刀を止めました。
満祐は懐ろの刀を抜き、刺してきました。
私は必死で避けましたが右腕を斬られました。
私「くっ……!ゴホッゴホッ!…こんな時に…」
私は病の身で吐血しました。
満祐「足利の娘め!死ね!」
その時!
「智子!足利将軍家を守るのだ!」
私を叱咤激励する声が聞こえました。
ザクリッ!!
小百合「智子様ー!!」
つづく…

