私の夫は優柔不断 〜茜の遺言①〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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私、足利尊氏の妻・登子です。

1355年、平定された京に戻った私を1人の僧が訪ねてきました。


私「あなたは…直冬!

頭を丸め顔に傷を負っていましたが、私はひと目で直冬とわかりました。

直冬「わし…いや私は出家しました。」

私「直冬、があなたの元に来ませんでしたか?」

直冬「……東寺に陣を置いて尊氏様を攻めようとする前日の夜、来ました。叔母は…亡くなりました。」

私「! …やはり。聞かせておくれ、茜の最期を。」

直冬「叔母は私に戦を辞めさせるために忍んできました。」

コアラ茜ちゃん、亡くなったんだ。アセアセここから茜ちゃんと直冬さんが会った時のことだよ。

茜「直冬!これ以上戦は辞めておくれ。京の街を焼いて皆苦しんでいます。」

直冬「将軍は!将軍は我が養父・直義様を殺した!そして…わしを殺そうとしている。将軍は苦しめばよいのだ。」

茜「…直義様は死んではおりません。直義様は世を捨て生きております。尊氏様がそうさせたのです。」

直冬「生きてる…しかしわしを殺そうとしているではないか⁈ 」

茜「尊氏様は良い世を作るためです。それに殺すのではなく、直冬には武士を捨ててほしいのです。」

直冬「ならば義詮を廃し、わしが将軍の後を継げばよい。」

茜「…直冬!あなたの母はあなたを武士にはしなくなかったのです。死の間際にそれを強く願っていたのです。」

直冬「辞めぬ!」

茜「…ならばあなたを斬るしかありません。」

茜は太刀を直冬に向け、ひと太刀振り下ろしました。

直冬の顔から血が流れます。

直冬「本当に斬れるのか…⁈ 」

茜「…斬ります。」




そう言った茜は自らの首を斬りました。

直冬「茜!何をするのだ⁉︎ 」

茜「……直冬、私の命に変えて戦を、武士を辞めておくれ。」

直冬「茜!死んではならぬ!」

茜「本当のあなたは優しい方…私の願いを聞いておくれ。お願いだから武士を辞めて。」

直冬「…茜。」

茜「…これを御台様に渡しておくれ。直冬……。」

コアラアセアセアセアセ登子さんと直冬さんの会話に戻ります。


直冬「叔母は最期に御台様宛の文を私に託し…亡くなりました。」


直冬は文と茜の太刀を私にくれました。









つづく…
コアラ次回をお楽しみに~バイバイ