私の夫は優柔不断 〜兄の覚悟〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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私、足利高氏の妻・登子です。

後醍醐天皇様が隠岐島脱出で幕府は新たな大軍を西国へ送ることにしました。

その中に足利氏も入っていたのです。

幕府より足利氏に出兵の命が下りました。

夫は病いを理由に断ろうとしましたが、それは許されませんでした。

夫は、
「前回の出兵も父、貞氏の喪中にも関わらず無理矢理行かせ、今回もまた無理矢理か!」
と怒っていました。

しかし、その夫の姿は病いとは見えませんでした。

コアラやはり高氏さん、仮病かぁ~。そういえば河内国で楠木軍と戦っている幕府軍の中には病いと偽って帰国する武士らが増えてきたようだよ。

この後、幕府より執権である私の兄・赤橋守時が足利氏にやってきました。

兄は幕府が無理矢理出兵させることを夫に謝りにきたのです。

兄「高氏殿が病いなのに、出兵させて誠に申し訳ない。」

夫「致し方ありません。執権殿も気になされますな。」

兄「…執権といっても大事は得宗家で決められて、執権はいつの間にかお飾りになってしまった。」

夫「…」

兄「それがしも西国へ出陣したいが、お飾りとはいえ幕府の長たる執権。鎌倉を守らねばなりません。」

夫「兄上様…。」

兄・守時は夫の心を読んでいたのかもしれません。


夫との対面の後、私は兄に呼ばれました。

兄「登子、この後、何が起きるかわからない世になった。わしはお前を守ってやることはできん。そこで…。」

ここで私に付いている侍女が表れました。
名を茜といいます。

兄「登子には黙っていたが茜はわしが送った間者だ。足利を見張らしていたのだ。」

私「なんと!茜が間者だとは。」

兄「茜、足利を見張ることはもうよい。この後はわしに代わって登子を守れ。命をかけて!」

私は声が出ませんでした。兄は既に死を覚悟していたのかもしれません。

コアラ間者ってスパイだよね。他家へ嫁ぐ場合、嫁いだものが間者の役目をすることもあるようだね。


夫は出陣の準備を進めました。

この頃、河内国の楠木軍との戦から仮病で帰国した武士の中に新田義貞様がいました。

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私が仮病で帰国した新田義貞です。


コアラ新田義貞さんの新田氏ら足利氏と同じ先祖だよね。確かに源義国さんだね。


なんと夫は帰国した新田義貞様と会いに行ったようでした。






つづく…。
コアラ次回をお楽しみに~バイバイ