私、登子です。
将来、私の夫になる足利尊氏は、1305年に生まれました。
夫の家・足利氏は平安時代に活躍した八幡太郎こと源義家さまの血筋である源氏の一族であります。
※源義家及び源氏に関しては過去の連載も参考にしてくださいね⬇️
夫の父上様は足利貞氏様、母上様は清子様です。
父上様は私の実家の一族・北条氏との関係を保つため苦労されていたと思います。
いや、父上様だけでなく歴代の足利氏の御当主様は皆、苦労されていました。
※足利氏の過去に関してはこちらの連載を参考にしてくださいね⬇️
足利氏は北条氏に次ぐ有力御家人でした。
北条氏は過去に有力御家人であった御家(梶原氏、和田氏、三浦氏、安達氏等々)を滅ぼしてきました。
足利氏も目をつけられていたと思います。
夫が生まれたのは丹波国です。丹波国は母上様の実家・上杉氏の里でありました。
夫の幼名は又太郎といいます。足利氏の先祖・源義家様の幼名は八幡太郎、何やら似ていて勇ましい幼名ですよね。(笑)
夫は母上様の影響で公家文化の影響を受けて育ちました。
夫には兄上様がいました。高義様といい、高義様の母上様は北条氏一族の出身です。
足利氏の御家は父上様の後は高義様が継ぎました。
…しかし1317年、高義様が若くして亡くなってしまいます。
つづく…

