38 今朝もホームレスの老人が歩道に座って
今朝もホームレスの老人が歩道に座って、
ひとり、通勤の人びとを眺めていた。
僕は、バスの中からいつもの風景のように
その老人を眺めていた。
老人といったけど、
本当は僕の方がもっと老人なのかもしれない。
昔聴いていた、サンフランシスコ•ベイ•ブルースという曲が
頭の中に流れてきた。
多くの人たちにやれることが俺にはできなくて、
防波堤に座って、ただ海を眺めているのさ、
という内容のブルースだった。
自由でいいな、と思った。
むしろ独りになりたかった。
あの老人はどうなのだろう。
幸せなのだろうか。
人にはいろいろな生き方があっていいとは思う。
小泉進次郎さんが大臣に任命されるとか、
それも一つの生き方だ。
人にはそれぞれの幸せがあり、
自由な生き方が保証されるほうが良いと思う。
今の韓国なら自由は保証されないだろうな。
僕は金持ちを批判したりはしない、
貧富の差などといって批判したりはしない。
ただ今朝も歩道に座っていたホームレスの老人が
孤独なのではないだろうかと、
思ってしまう。
彼の人生が自分で選んだ生き方なのか
社会に捨てられたのかどうか
気になってしまう。