20 英雄といわれたり売国奴といわれたり | トラスト

20 英雄といわれたり売国奴といわれたり

英雄といわれたり売国奴といわれたり、

それが坂本龍馬のような歴史上の人物ならば良いのだけれど。

でも、龍馬は幕府方の愛国者に暗殺された。

いま私たちと生きている人に暗殺の危険を感じるのは嫌なものだ。

竹中平蔵氏は今、東洋大学で教授をされているんですね。

彼は自民党小泉内閣のブレーンで改革の中心的人物でした。

改革派にとっては英雄でしたでしょうね。

ご本人にも英雄という意識があったかもしれません。

しかし、派遣労働者を増やし非正規雇用を促進させた結果、

若者が就職難に陥り、不満を募らせているのは事実だ。

有名大学を出たのに正規雇用につけない。

その若者の不満を煽り、怒りに誘導している経済評論家もいて、

今、竹中氏は売国奴と呼ばれている。

確かに小泉氏と竹中氏は既存の安定を不安定に変えたことは事実だ。

その不安定な生き方を安定に導くためにカウンセリングの世界も一翼を担っている。

ワークライフバランスもナラティヴ•カウンセリングもアメリカ的な自由な生き方を示唆する役割を負っている。

しかし、この根本的問題は、労働者を生産する現今の教育を維持するのか、

それとも天才を育成する教育に改革するかの二者択一にかかっている。

天才教育という観点から見れば

小泉•竹中改革には天才教育が必要となる。

労働者生産教育は今の体制が維持しようとしている。

さて、困ったな!

これまで労働者になるために教育されてきた若者たちをどうするのでしょうか。

彼らは親の期待を受けて大学まで進んだけれど急には天才にはなれないのです。

多くの若者たちはそんなに楽天的にはなれないのです。

だから、不満と危機感を怒りに変えて、

竹中氏に敵意を抱く結果となります。

巷では、「やりたいことをやる」、

今は多くの人たちがそう思っているのではないでしょうか。

就職のできない人たちに新しい生き方を指導する教師たちが必要かと推測します。

人の人生を明るく導ける人たちが今必要な英雄なのではないかと思うのですが。教育が徐々に変わる事を期待します。そういえば、尾木ままが頑張っていますね。