1 天使と悪魔ね〜
天使と悪魔ね〜
人はよくそんなことを言う。
あの人は悪魔よ!
あんな人と付き合っちゃいけないのよ。
でも、よく話を聴いていると、
天使は自分の言うことを聞かない人たちのことを悪魔と呼んでいるみたいだ。
天使は自分が善で、自分の思う通りにならない人たちを悪だと決めつけている。
僕は、そんな天使たちには逆らうことにしている。
だから僕は悪魔に違いない。
で、僕は自分が悪魔と思われても、そんなことはどうでもいいと思っている。
むしろ、天使扱いされるより悪魔でよいので、
純粋な気持ちを持った悪魔でいたい。
体に正義の血が流れる悪魔でいたい。
そして心のなかでこう思う、
愛のない天使に不幸を!
愛のある悪魔に幸せを!
でも、自分では天使に対し何もしない。
何もしなくたって、
天使でも悪魔でもない神が
愛のある者には幸せを恵み、
愛のない者には不幸をもたらすからだ。
神は天使でも悪魔でもない。