35 人生に満足してくると別段したいことも無くなってくる
人生に満足してくると別段したいことも無くなってくる。
何かをしたいという欲求は
心の中で何かが欠けているから
その何かを欲しくて欲求が生じるのだろうな。
僕の大好きな詩人が
僕の若い時に
「私は生きているだけで満足だ」と言っていた。
その時は、そんなものかな?と思っていた。
でも、十分年を取り、様々な欲求を満たしてきた今、
もうこれ以上欲しいものはないな、と思えるように変化した。
今では、僕は生きているだけで満足だ、と言えるような気がする。
でも、それには秘密がある。
愛し合える人と出会えたこと、
僕の人生に欠けていた大きな空洞、
それは愛だった。
本当に不思議だけれど、
愛し合える人と出会えたことで、
心が満たされ、エネルギーが充満しているように感じる。
いつも感謝したい気持ちがあり、
他の人びとに優しい気持ちでいられる。
それが、幼い頃、父も母も知らなかった人間の
本当に欲しかったものだったような気がする。
お金が欲しい人にはお金を!
愛が欲しい人には愛を!
自分が本当に欲しいものは何かを知ることが
僕の人生の目的だった。
今は、これといってしたいことも無くなってきた。
そうだ、死ぬまで健康でいよう。