143番 近所の知り合いが | トラスト

143番 近所の知り合いが

143番目の詩。ご近所が引っ越しされたと聞いて。

 

近所の知り合いが

急遽引っ越しして行ったそうだ。

そのご夫婦は同居の母親を

介護していたらしい。

 

僕も65を過ぎて、人ごとではない。

介護が現実となった。

若い時の恋愛が

かろうじて今を照らしてくれている。

 

僕もやがて赤ん坊のように

あなたの愛がなければ

生きていけなくなるのに、

あなたを慕うことしかできなくなる。

 

何もできず寝たきりでも

あなたの自由を奪わずにすむだろうか。

そうだ、いまから死と恋をして、

最後は、形振りかまわず死に結婚してもらおう。