114番 僕は長い時間をかけて
114番目の詩。愛し合う喜びを感じながら。
僕は長い時間をかけて
何かを追い求めて生きてきた。
若い時には本能的に、
今は自由に、そして、意識して。
僕は何かを求めて生きてきた。
正義の味方、月光仮面、
左のほほも差し出せというイエス、
無為自然の哲学者。
途中に文学や心理学にも手を出した。
悲劇や喜劇、
人間のイデアや錬金術、
フロイト、ユング、フロムにロジャーズ。
今、老齢のファウストのように、
かつて悪魔と契約をした僕も最後に言いたい。
「時よ止まれ」
永遠なる今にこそ、あなたとの愛を。