神は無限だ! | トラスト

神は無限だ!

イギリスのシェークスピアが生きていたころは、
エリザベス一世の時代。
当時は、
ローマのカトリック教会と
ルターを創始者とするプロテスタンとの
宗教戦争が勃発していました。

エリザベス女王は
プロテスタント信仰を国教として選び、
ローマ教皇から魔女扱いされていた。
何回か暗殺されそうになった。

この当時のキリスト教信仰は
当時の宇宙論と密接に結びついていた。
あの天動説という
宇宙の中心は地球で
宇宙の果てに神が存在するという宇宙像だ。
よくコペルニクス的転回というが、
まさにコペルニクスの地動説により
天動説により信じられていた永遠なる天上界が
崩壊の憂き目にあっていた。
ローマ教会は
教会の権威を守るため
異端の説を唱える人々を悪魔、魔女扱いし
火あぶりの刑で殺害していた。
殺されたのは
ほとんどプロテスタントの信者だった。

こんな混乱の中で
もっと急進的な哲学者や科学者たちがいた。
彼らは、
神が無限な存在だと信じてやまない人たちだった。
宇宙に限界はない。
なぜなら神は無限だからだ。
神はどこにでも存在する。
なぜなら神は無限だからだ。
神は極大の存在であり、かつ極小の存在でもある。
なぜなら神は無限だからだ。

こんな風に神は無限だと唱えながら
火あぶりになっていった哲学者こそ
ジョルダノ・ブルーノだといわれている。

イギリス文学の神は
無限なる神であり、
善悪を優劣をつけて理解する存在ではない。
むしろあらゆる差別と支配を超えた存在なのだ。

人間に自由を探求させる存在こそ神そのものなのだろう。
無限なる神を信じ、あらゆる権威と支配を否定する精神こそ
イギリス文学の伝統的精神なんです。

『神秘の短剣』おもしろかった!

But I am by her death, (which word wrongs her)
Of the first nothing, the Elixer grown;