昨年は、次ぎから次へと咲いていたタイタンビカス。
9月にその様子をこのブログで紹介しました。
「ハイビスカス?いいえ、タイタンビカスです。」⇒ こちらです。
今年は咲き始めが遅く、一輪のみですがようやく咲き始めました。
おかえり!タイタンビカス。
猛暑の中、周りの植物が花の咲くのを控えめにしている中、
ひときわ存在感があります。
花は朝咲くと夕方には萎んでしまいます。
儚いだけに咲くときは精一杯、存在を主張しています。
夏らしい真っ赤な大輪です。
深紅の花弁が5枚。
重なり合って周りの仲間たちを見守ってもいるようです。
大輪の近くには、次の開花の順番を待っているかのように蕾がたくさん控えています。
猛暑の期間が9月まで続いても、あらたな大輪を見せてくれるでしょう。
【参考】開花リレーの詳細
(順繰りの開花SHOW)
成長した株は、あちこちにたくさんの小さな蕾をつけます。
面白いことに、それらの蕾から一斉に花が咲くのではなく、
一つの蕾が開花すると周囲の蕾は開花せず、先に開花した蕾に譲ります。
開花した花は夕方には萎んでしまう「一日花」です。
そして翌朝には待っていたかのように別の蕾が開花します。
これが毎日繰り返され、次々と開花がリレーされていきます。
(あらたなSHOWの始まり)
用意された蕾がすべて開花してしまうと、今度は株自体が大きくなってゆき、
新たな蕾群を作ります。
そして、あらたな「順繰りの開花SHOW」が始まります。
これが7~9月の間に繰り返され、毎日位置を変えて連日花を咲かせます。